朋輩じゃけえ

「流星ワゴン」というドラマ、「かなり面白い」という噂を聞いて第2話を観た。噂以上にめっちゃ面白い。簡単に言うと、「バックトゥーザフューチャー」のようなストーリーなのだが、主人公の父親が自分と同じ年で登場するところがミソとなっていてよくできている。また中国のサイトとかで第1話を観ないといけないのかな?などと考えていたのだが、ダイジェスト版の再放送があって解決。第3話もストレスなく観られた。ちょっと無理矢理な部分もあるが、役者が上手いからか、まったく無理なく観れる。(以下敬称略)西島秀俊、香川照之のダブル主役で、その他のキャストも井川遥、倍賞美津子、吉岡秀隆、と超豪華な上に、子役も実力派揃いで、たいへん楽しませてくれる。中でも、今回のキーパースンは何と言っても主人公の父、香川照之氏演じる永田忠雄(チュウさん)であろう。70代から息子と同じ40代に若返ったチュウさんは、子供みたいな無理なことばかり言うし、すぐその辺で立ちションするし、ヤクザに喧嘩売るし、ハチャメチャなのだが、深い愛に溢れていて、バリバリの広島弁で繰り出される台詞は心に残る。「なんでそんな不細工なことになったんじゃあ?」「ワシら朋輩(ほうばい)じゃけえ」日曜日の楽しみができた。

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