「機材」カテゴリーアーカイブ

Big Muff Pi(パイ)の自作01

かなり前の話

10年ぐらい前の話であるが、資料が出てきたので記録しておく

当時交流のあったSpeenaのシホちゃんから、エフェクター「Big Muff 」の修理を頼まれた

「音が出なかったり、発振したりする。診て欲しい」とのこと

ロシア製の白っぽい躯体だった

「Big Muff Ⅱ」みたいな感じ?に書かれていた

「Ⅱ」に見えるけど「π」なんだな

多分これと同じモデル

BF2

でっかいフットスイッチが特徴

ボリュームノブはこれと少し違ったと思う

とぐろを巻いたような特別なデザインだったと記憶する

修理の内容

Inputのジャックが経年変化で割れてしまっていた

交換するにも同じ部品はないので、エポキシ系ボンドで接着した

一カ所、ケーブルが古くなって、アースが浮きかかっている部分があった

本人と相談して、新しいケーブルと交換した

試奏してみた

すげえ!

Fuzz Faceとは全く違う

めっちゃサスティンがあってサウンドが唸(うな)る

Fuzzマニア

当時Speenaで活躍していたシホちゃんだが、実は「ファズマニア」で、Big Muffを時代別に3台所有しているとのこと。もちろん?Fuzz Faceなども所有

いろいろと貸してもらうことになった

そういえばSpeenaに「Fuzz」っていう曲があったな

貸してもらったのは

USA製(w/t Tone-Bypass SW)

BMusa

現行モデルではない

Tone-Bypassスイッチの付いている

通称第3期と呼ばれる80年代のBig Muffだと思われる

 

黒いロシア製

BMrussian

Black Russianと呼ばれるモデル

写真はSmall Boxタイプ(それでも今のエフェクターに比べるとでかい)だが、借りたのは大きい方のモデル

 

そしてもうひとつは今回修理した

白いロシア製

BF2

どれもがBig Muffの音ではあるのだが、少しづつ音味が違う

今回修理した「白いロシア製」が最もいい感じに唸る

これは研究の絶好のチャンス!

ご本人の承諾を得て

回路図を起こしてみることにした

乞うご期待!

ウクレレレコーディング

先日の記事で少し紹介したかも知れない

ウクレレソロのアレンジと演奏、録音を依頼された

アレンジ

先ずはアレンジして譜面を製作

inochino

出版されるものだから、ちゃんと書かないといけない

ちゃんとアレンジが決まってから録音する

録音する

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最近出番のなかった、初期型RODE NT-1

最近はMXL990ばかり使っていたが、久しぶりにRODEの登場

RODE NT-1はMXL990よりHigh上がりな特性を持っていると思う

今回試してみて良かったから使ってみよう

後ろに服が掛けてあるのは吸音材の代わり、反射音の調節

ウクレレ

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「楽モデル」にピックアップを取り付けた

ピックアップの取り付け位置によってサウンドは大きく変わる

いつも(Low-Gの場合)は、ブリッジの下(写真で言うと右側)に付けていたが、今回は内側に付けた

写真のピックアップの位置が「ふくよか」なサウンドで、マイクで録った音とミックスすることで良い効果があると判断した

プリアンプ

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ウクレレのピックアップからの信号は、先ず自作のプリアンプで受ける

FET1石で作った簡単な回路であるが、インピーダンスを下げ、ケーブルによる音質劣化を軽減し、ノイズを受けにくくする

ウクレレからは近い方がいいので短いケーブルでつなぎ、このプリアンプはポッケに入れて演奏する

リミッター

IMG_8090

次にこの機材を通す

Sound & Recording Magazineの記事から製作したステレオリミターである

これはたいへん重宝している

また詳しくはいつか紹介することにして・・何しろいい感じに「ちょっと潰して」くれる

もちろん片チャンネルのみを使用する

リミター電源

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これはすんごい意欲作

+15V -15Vをリミターに送る電源

このリミター以外にも+15V -15Vを必要とする機材は多くある(というか作った)ので、それらにクリーンな電気を供給するための機材

安定した電気を送るため、でっかいトランスを導入したから、なかなかの重量がある

うふふふ(ドヤ顔)

電源ケーブル

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その+15V -15Vを機材に送るための専用ケーブル

これも意欲作、めっちゃ考えて作った

秋葉原の「オヤイデ電気」で調達した電線(撚り線)3本を三つ編みにし、熱圧縮チューブでカバーした

手前に見える端子(3つの穴)は、それぞれ+15V、0V(アース)、 -15Vとなっている

すんげえマニアック!

うふふふふ(めっちゃドヤ顔)

PCへ

DAW

そして信号はMOTU Ultra Lite mk3で受けてデジタル化されてPCに送られる

Digital Performer

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PCはMac、DAWソフトはDigital Performer

画面で同じような波形が2つあるのは、マイクで録った音とピックアップで録った音

最終的にうまくミックスして仕上げる予定

ミキサー画面

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MOTU Ultra Lite mk3には、CueMix FXというミキサーソフトが付属している

すごく多機能で、いろんなことができるらしい

が、マイク入力にLow-Cutを入れたり、ちょっぴりコンプをかけたりぐらいにしか使っていない

でもなかなか重宝している

要らないノイズを録らないように、マイク入力のLow-Cutは必須

「さぁ」!

3曲録らなければいけない、頑張って行きましょう

さぁー

Distortion DS-1X

衝動買い

やってしもた

日本のエフェクター界を牽引する?Roland Bossの新しめの製品

楽器店で試奏して「いい感じだなあ」と思っていた

Bossのサイトによると

パワフルなDSPチップとBOSS独自技術のMDPにより、従来のディストーションの常識を覆すレスポンスと解像度を備えた新しい歪みペ ダルです。

ハイゲインなセッティングでも、1音1音がクリアに聴こえる分離感のあるコードの響きが得られ、さらに超低ノイズ化も実現しています。

しっかり 歪ませても低域はすっきりとつぶれずに出ながら、中高域では太く滑らかなリード・トーンが得られます。

従来の回路設計では成し得ない表現性とレスポンスを実現した最新の歪みサウンドをギタリストに提供します。

等々

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デジタル?

デジタル技術もここまで来たか!と驚かされた

ちっちゃいアンプで鳴らしても、まるで3段積みのでかいアンプを歪ましたかのような箱鳴り感がある。

ちょっと前にこのブログにも登場した「Power Stach ST-2」もかなりの箱鳴り感があるが、

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レンジが広がって、より現代的になっていることと、ノイズが少なくなっている点が新しい

オークション

そんな商品がオークションに出ているのを見つけてしまった

写真では新品みたいだったし、即決価格も適切

思わず、落札してしまった

やってしもたあ

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ピッキングニュアンスがいい感じに出る

もっともっと練習します、って感じ

やってしもたあ、って言いながら

すごく嬉しそうだよねえ

エレキが弾きたーーい

スルーボックスの製作2

エフェクターボード用のスルーボックスを製作した

前回からの完成編

このスルーボックスを使えば、多数あるエフェクターを効率的にセッティングできる

前回発表した回路図

EFBD

セッティングしておけば

ギターをInputに接続して、Outputからアンプに接続するだけで、すべて完了する

あとはすべてつなぎっぱなしでよろしい

Tuner Outにチューニングメーターを接続しておけば、フットスイッチで瞬時に切り替えてチューニングできる

その時アンプからの音はミュートされ,音は出ない

完璧!

完成

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ギターのInput、アンプへのOutputは長いケーブルのプラグを刺すようにジャックにした

ジャックは一番信頼しているCliff(英国?)

が、その他はすべてケーブル直出し仕様にした

ケーブルは最近多用しているMOGAMI2534(日本製)

プラグは秋葉原のTOMOCAで購入したL字型が2つと、

ストレートは手持ちのCANARE(日本製)

こうすることで、ケーブルも少なくて済むし、ジャックの接触不良も少なくなる

接点が少なくなることで音質向上が望めるかも?知れない

部品が少なくなるので、製作費が節約出来るし,スルーボックス自体も小型化出来る

良い事づくめではないか

自分のエフェクターボードに特化して、ぴったりに製作

自作でないとできない技だ

グランドループ

アースはすべてまとめてケースに落としたが、Effect Returnのアースは浮かせてある

SendとReturnの両方がアースに落ちていると、大きなグランドループができてしまうと考えたから

正解だと思う

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顔みたいでかわいいね

パッチベイの修理改造2

無理せず行こう

余っているチャンネルもあるから、無理しないで行こう

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上段がOutput、下段がInputというルールは守るとして、後は穴が空いたままになったけど

まあ、良しとしよう

裏はケーブルで

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使ったケーブルはMOGAMI2534

サウンド的には、変な色づけがないので気に入っている。安価なのもうれしい

プラグは手持ちのもの 秋葉原で適当に購入

MOTU Ultra Lite mk3のジャックが金メッキなので、プラグも金メッキにした

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裏にもネームを貼っておこう

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仕様変更

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ひと組のケーブルをL字プラグに変更

音源のYAMAHA MOTIF RACK ESのラックがでかくて後ろに出っ張っているので、

ストレートプラグだとさらに出っ張って思わぬ事故が起こる可能性があるので

こちらの出力ジャックは金メッキじゃなかったからちょうどいいかも

L字プラグはノイトリック製

手持ちのパッチケーブルをばらして使用

完成

patch

配線を工夫してパッチケーブルを使わないで良い工夫をした

パッチケーブルを刺さない状態でMOTIF RACK→MOTU Ultra Liteの7.8chに信号が送られる

パッチケーブルを刺せば、それぞれの出力も入力も取り出せる

気のせいかも知れないが、音も良くなったように感じる

大成功の巻

パッチベイの修理改造

パッチベイ

オーディオ機材の入出力のジャックは本体の裏側にある場合が多い

接続を変える度に機材の裏側を触るのはあまりに面倒

機材の入出力をパッチベイにまとめておくことで、複数の機材間の接続の変更を簡単に行えるようになる

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上段に機材のOut、下段に機材のInputが立ち上がっている

よく見ると機材の名前が書いてある

パッチケーブルと呼ばれる短いケーブルを使ってパッチベイ上のジャック間をつないで接続を変える

patchi02

パッチベイ裏側

ほこりだらけだなあ

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上がパッチベイ

下の、手前にちょっとピントがずれてるのはメイン録音機材であるMOTU Ultra Lite mk3

使い勝手も音質も抜群!

修理、改造

そんなパッチベイも、使っているうちに古くなって接触が悪くなって来た

接点復活材などでケアしながら使って来たが、チャンネルによっては限界が来たかも知れない

一番重要な部分だけでも新しいジャックにしたいと考えた

Cliffのジャック

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めっちゃ信頼出来るクリフ社製のジャックである

どうせなら、と、ちょっと高級なクリフ(イギリスかな?)にした

これがちょっと問題になる

赤白でLRを色分けできるし、いいと思ったのだが

パッチベイ

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本体はめっちゃ薄い

すでにパッチベイの15.16chは改造されている

MOTU Ultra Liteの入力がBalance仕様になっているので、ステレオジャックを使ってBalanceのまま前面に出してある

分解

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スペースが

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Cliffのジャック、でかくて縦に2段は無理っぽい

ジャックの端子を切り詰めれば入ると思うけど

どうしようかなあ

ちょっと考えよう

今日はここまで

Over Drive System 7

ギターの音を歪ませるエフェクター、OCDを製作したことがきっかけで作りたくなった Over Drive System

ノイズがひどいし、発振するという最悪の状態

が、どうやらSend/Returnの部分に問題があるようだ

製作したSend/Returnケーブル

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ケーブルはMOGAMI2534(4芯)

4芯シールドケーブルの2芯をSend(送り側)に、2芯をReturn(戻り側)にした

写真を見てもらうと分ると思うが、一番左のステレオプラグのTipからの信号がSendで一番右の白いプラグに

外部機材を通って、真ん中の赤いプラグからReturnとなって、また一番左のステレオプラグのRingに戻って行く構造

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よく考えると、InとOutがめっちゃ隣接して、それもひとつのシールドケーブルの中でねじられている

こんなんあかんやん!

こんなことしたら悪いことしか起こらない

良い子はマネしないでね

新しく作ったSend/Returnケーブル

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ケーブルはGeorge L’s(2芯)

細めのシールドを使って、Send/Returnを独立させた

写真を見ていただくと一目瞭然

ステレオプラグからは2本の独立したケーブルが出ている

 そして!

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比較的ノイズが大きいと言われる?(ゲインを上げすぎなければそんなことないと思うけど)

BOSS ST-2と組み合わせても・・

全く大丈夫

ノイズも気にならず、発振もしない

大成功

よかったあ、一安心

BOSS ST-2の良さも再認識したなあ

すごい「箱鳴り感(でかいアンプが鳴っている感じ)」がいい

 

自作の長い旅はまだまだ続くのでした

うまくいくと、すごい楽しい

マニアックなエフェクターの話、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

Over Drive System 6

配線完了

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基板側から見ると

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出力のフィルターでHighとLowを選ぶことが出来るが、スイッチは基板近くに付けた

というのも、Highの方が気に入ってLowは使わないかな?と思ったから

ケースに付けるかどうか?は未定

一応完成

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単体での音は出た

まだまだ改善の余地はありそうだが、まあ良しとする

問題はSend/Return

インサートケーブルを作る

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ケーブルは最近お気に入りのMOGAMI2534(日本製4芯)

プラグは秋葉原で物色したもの

特に高価なブランド物ではない

こんな感じで使うつもり

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ところが

外部エフェクターを選んだ時のノイズが大きい

外部エフェクターのゲインを上げると発振する

普通に直列につないだ時は問題がないから、このSend/Returnのやり方に問題があるようだ

うーーん

市販のエフェクターでもSend/Returnがステレオジャックになっているものは、あまり見ない

やはりこのやり方ではうまくいかないのか??

どこに問題があるのかを見つけて、対策を考えよう

とほほ、の巻

Over Drive System 5

配線がめっちゃややこしい

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Send/Returnはステレオジャック

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Send/Returnジャックは、普通なら2つのモノラルジャックだろう

がスペースの関係や、エフェクターボード上での結線が煩雑にならないように、思い切ってステレオジャックにした

これが後に問題となる

一般的?なインサートケーブルと同様に、TipがSend、RingがReturn、スリーブをアースとした

いざとなればオーディオで使うYケーブル(TipがLeft、RingがRight)でも代用できる

2色LEDを採用

チャンネル切り替えのLED、当初は2つの色違いのLEDをつける予定であったが2色LEDを採用

カッコよくなったが、2色LEDがカソードコモンであるため、配線を工夫しなければいけなくなった

新しい配線図

OdSystem-03

OCD回路の電源とアースは省略してある

それにしてもすごくややこしいぞ

ノイズとか大丈夫かなあ?

考えながらの作業であるので、すごく時間がかかる

。。ふう。。

うまく行きますように

PCでの音楽の作業

録音作業はMacで行う

どこから説明したらいいかな?

主要な機材

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上から

1.Midi音源 

Yamaha MOTIF-RACK ES

特別な場合を除いて、生楽器以外の音はこいつが発音している。

すべての音がすごく自然。特にピアノの音がすごくいい感じだと思う。

Yamahaの MOTIFはよく出来た音源だと思う。バージョンが進んで「ES」になって急に良くなった。高望みするときりがないが、気に入っている。

実は、ドラム、パーカッションなどは、この音源ではなく、ソフト音源を使うことが多い。

が、その話はちょっとややこしい?ので、またそのうちに。

2.パッチベイ

機材の後ろのケーブルを抜き刺しするのはとても面倒。なので機材の入出力をここに立ち上げている。自作ケーブルで結線する。

3.オーディオインターフェイス

MOTU社/ UltraLite mk3 Hybrid

アナログーデジタルの変換機

アナログ音声をデジタルデータにしてPCに録音したり、また逆にデジタルデータをアナログの音にして再生する。

この機材はホントに優れている。めっちゃいい音で録れる。

Digital Performer

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使っているDAWソフトウェアの画面

Digital PerformerもMOTU社製

コンピューター上での、録音、編集、ミックスなどの作業をこれで行っている。

CueMix FX ミキシングソフトウェア

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オーディオインターフェイス  UltraLite mk3 Hybrid に付属のミキシングソフトウェア

アナログの録音の際にちょっとコンプをかけたり、EQしたり、特に歌の録音で重宝する。

歌を録音すると

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歌をマイクで録音するとこんな風に波形になって現れる。

コーラスを録っている場面、よく見るとちょっとずれているけど・・・画面で修正するより、歌い直した方が早いな。

Midiデータ

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いわゆる「打ち込み」というやつ。

画面はデータを機械的にべたに打ち込んだだけの例

実際には

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マジに打ち込むと、すぐこのぐらいになってしまう。

データーも人間が演奏したっぽく、ずれているのが分る。

ミキシング画面

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これも単純に分りやすい例

実際にはすぐに10chから、もっと多くのチャンネル数になってしまう。

なので、ミキサーのフェーダーを動かしたデーターも記録する。

ボリュームデータ

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画面下、黒い天と線で示されているのはボリューム

これに従ってミキサーのフェーダーが自動的に動く

すごく手間のかかる作業であるが、画面上で複数のフェーダーが自動で動くその様は壮観だ。

まだまだ作業はあるけど、今日はこの辺で。