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Over Drive System 2

昨日のエフェクターの続きの話

今考える理想の歪みエフェクターの切り替えを考えると、下の図のようになる

A-B Boxが2つ必要になる

ODSys03

A-B Boxがふたつ必要になるし、接続も複雑

ケーブルもたくさん必要でたいへんややこしい

流行のエフェクタースイッチングシステムを使うという手もあるだろうが・・・

上の図のシステム全部、あるいは半分位を1つの箱に入れてしまえばいいんじゃないか?

そこで考案

今回、気に入ったOCDの回路と、2つのA-B Boxをひとつのエフェクターとして作ってしまえばいいのでは?

欲張って全部を入れてしまうのではなく、柔軟性を持たせて

Send/Return

ひと組のSend/Returnを装備し、その先に2台目の歪みエフェクターをつなげよう

そうすることで、2台目のエフェクターを自由に選ぶことができ、気まぐれな私のニーズにより応えることができる

配線図

OdSystem

左側の3PDTフットスイッチでエフェクターのOn/Offを選ぶ

Off時は完全バイパス

左の赤いLEDはOn時のみ点灯

右側の4PDTフットスイッチでOCD、またはSend/Returnに接続したエフェクターのどちらか?を選択できる

右の赤いLEDはOCD選択時に点灯、緑のLEDは外部エフェクター選択時に点灯

うまくいけば完璧なのだが・・

ご注意

エフェクターのアースや電源、LEDの電源や制限抵抗も書いていない。省略した

各ジャックのアースも書いていない

グランドループがなるべくできないように配線を工夫する必要がありそう

製作にかかりたい

マニアックな記事で大変申し訳ないが、こういう記事を求めて訪れてくれる人もたくさんおられる様子

さあ、楽しくなって来た

最後までご精読ありがとうございました

すげえ楽しいんですけど

Tube Driverの製作その5

本物の真空管を使ったOverDrive

いろいろと欲張りすぎて「上手く収まるか?」と心配だったが、なんとか完成を見た。

IMG_5462

真空管の放熱のために側面と上面に穴を開けてみた。

実はこういうのが一番難しいんだよな。

穴の間隔がなかなか揃わない。

完成

IMG_0092

いつものようにシールをデザインして張り付けた。

なかなかいいんじゃないの?

完成回路図

TubeDriver2015

前々回からの説明通り、オリジナル機と一番違うところは電圧。

それも12Vと15Vの2種類の電圧を使い分けているところ。

ここのアイデアはすごいと思う。めんどくさいので、メーカーには無理だな。

オリジナル機は、かなりHigh上がりで低音の足りないサウンドだったのでいろいろ定数を変えた。

出力のコンデンサーの0.01μは一度0.47μくらいまで上げるとめっちゃいい感じの低音が出て「おおっ」となった。

が、すると今度は、High成分、1.2弦が抜けなくなる。

途中の音声経路の定数をいろいろと変えて試したがどうにも気に入らない。

かなり悩んだが0.1μあたりに落ち着いた。(プチ妥協かな?)

オペアンプ前でも少しローカットして、ブーミーな感じを押さえてみた。

IMG_5463

入力のアースに落とした33pセラコンや2段目のオペアンプ帰還に入っている270pもめっちゃ微妙な感じ。

でかい音で試したり、バンドアンサンブルでどうなるか?は分らない。

さらにはトーン周りも、まだ検討の余地もあるかも知れない。

が、ひとまずこれで完成とする。

自作の道のりは長い。ふう。

Tube Driverの製作その4

本物の真空管を使ったOverDrive

本体に直流15Vを入力して、OPアンプにはそのまま15Vを供給

真空管のカソードにも同じく15Vを供給

エフェクター内で12Vに変換して、真空管のヒーターに は12Vの電圧をかけてみることになった。

真空管まわり

IMG_6746

真空管ホルダーのおかげで、簡単に真空管を抜き差しできる。

今回使用した真空管はBugera(ブゲラ)12AX7A、サウンドハウスで購入 1300円くらい

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真空管が不用意にソケットから抜けないように針金でバネを作って装着した。

電源ユニット

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出力ジャックと真空管スペースの間に電源ユニットを置いた。

電源レギュレーターIC、NJM7812の放熱を考え、一応絶縁してシャーシーに樹脂製のネジで固定した。

トーンまわり

IMG_6755

思ったよりスペースが足りない。

トーン部分のコンデンサーはボリュームポットに直接配線

ルビコン

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ルビコンがでかすぎて基板に装着したままだと、本体に収まらなくなった。

仕方ないので、基板から外して空中配線。最初のレイアウトなどが甘かったな。

基板

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電解コンデンサーも高さがあるので、本体に収まらないことが判明。

横に寝かせて再配線。

全部収まるか、どこもギリギリの状態。

でっかい部品ばっかり、ちょっと欲張りすぎたなあ。

今日はここまでかな。

 

Tube Driverの製作その3

本物の真空管を使ったOverDrive

もうほとんど完成していたのだが、記事にするのを忘れていた。

前の記事から時間が経過しているので、ちょっと反芻しながら進むことにする。

Tube WorksのTube Driverを元に真空管を使ったOverDrive自作した。

IMG_5426

音出し

音の出た瞬間はいつも感動するが、今回はいつも以上に強力であった。

今までの「歪みもの」とは違う音だ。真空管のねばっこい歪みと言うべきか。これはすごい。

ピッキング ニュアンスもバッチリ出るし、ギターのボリュームを絞ればクリーンサウンドが出る。

それでいて、歪まそうと思えば思い切り(私には十分過ぎるくらい)歪 む。すごい。

音域がHigh寄りであることはもうちょっと修正すべきであるが、これは面白い。

サウンド調整

ポイントとなりそうな部分をソケットにしてパーツを取っ替え引っ替えしながらサウンドチェックを繰り返した。

特に信号経路のコンデンサーの定数で、音はコロコロと変わる。

しかし今回、面白かったのは

電圧

オリジナルの回路図では(全体に)DC9Vで駆動している。

が、回路図にも(全体に)DC12Vを推奨しているようだ。

真空管12AX7のヒーター電源は通常12.6Vであるか ら当たり前のようである。

しかし、12AX7のB電源(カソード電源)は通常200〜400V程もあるらしいから通常どうりの使い方ではない。

かといって、サンレコの「土日で作るエフェク ター」の記事の中では、B電源(カソード電源)を9V~24Vあたりに設定する方法があり、必ずしも高い電圧が必要でもないらしい。

特に歪ませたい場合は低い電圧でも十分に 動作するようで、そのあたりもいろいろ試行錯誤した。

オペアンプの電源電圧を9Vから12V、さらには15Vに上げる事によってより歪まない方向に進む。

オペアンプでは歪ませたくないので、15Vに上げたい。

ところが真空管のヒーターに15Vを供給するのはちょっと可哀相な感じがする。

できれば定格ぼ12.6V程度以下に留めたい。9Vも試してみたがヒーターは圧倒的に12Vがよい。

結論

OPアンプと真空管のカソードに15V、ヒーターに12Vの電圧をかけてみると・・・

めっちゃいい感じになることが判明

仕方がない、ひとつのエフェクターで2つの電源を用意することにした。

電源ユニット

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NJM7812を使った電源ユニットを作った。

直流15Vを入力すれば、きれいな12Vを取り出せる。

本体にアダプターで直流15Vを入力し、そのままオペアンプと真空管カソードに入力。

電源ユニットで変換した12Vを真空管のヒーターに入力する。

簡単な回路であるが、さてこのユニットをどこに納めるか?も考えながらレイアウトしなければならない。

回路図は全体に公表する予定。

アルミケース

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レイアウトを考えながら。

左下に真空管を納めよう。

穴あけ

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電気ドリルでバリバリと穴を開けて、リーマーで広げる。

今日はここまでかな。