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バッファー・ブースター04 混沌

昨日の悪い予感?が当ったかも知れない

入力インピーダンス

一般的に入力インピーダンスは低いより高い方がいい

逆に出力インピーダンスは低い方が有利とされる

ギターなどの楽器の入力インピーダンスは1MΩであるものが多い

この回路では入力からアースに落ちている1MΩの抵抗で入力インピーダンスが(ほぼ)決定されているので簡単だ

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昨日の記事で書いたように大昔に作ったエレアコのバッファーでは実験の結果5MΩにした

通常、入力インピーダンスは低くするとHigh成分が減る

つまり高くする程、高音成分が強調されるがノイズをくらいやすくなる

ところが・・・

試しに入力インピーダンスを5MΩにすると、

Highだけでなく・・

Lowの感じが全然違う!

どうしよう?

想定外のうれしい事態!であるが・・・

しかしながら、振り出しに戻ってしまった

すべての(パーツの)定数を見直さないといけないのか?

正に混沌として来たぞ

パーツを取っ替え引っ替え、

永遠に終わらないぞ!

 

そして、こんなTOOLを作った

パーツ交換テストスイッチ

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6本足のスイッチに配線してその先にスズメッキ線を付けた

これでブレッドボードに直にアクセスできる

このスイッチをパチパチして聴き比べよう

これで少しは作業がはかどるかな?

以前に紹介したパーツテスター

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結局はこれと同じものだ

長い旅はつづくのだなあ

 

バッファー・ブースター03 実験

3月末に古いバッファー回路を発見し

バッファー・ブースターの実験をした

そしてこんな回路を妄想した

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ブレッドボードで実験する

最初全く音が出なかった

どこが間違っているんだろう?

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どこをどうしても音が出ない

仕切り直し

ブレッドボードでの実体配線図を作製

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やっと音が出たときの感動!

やったーー!

FETは2SK30ATM-GR

ICは4580で音出しし、その後、目的の8920に交換

これ、行けます!

めっちゃいい!

狙ったとおりに動く!

余計なHighを取り除くC1は500pぐらいまでは私の耳にはほとんど分らず

1000p(0.001μF)にすると、「ちょっと変わったかな?」

2200p(0.0022μF)ぐらいにすると「お、カットされた」と感じる

計算上のHigh Cutの周波数は、1000p(0.001μF)で15.9kHz
2200p(0.0022μF)で7.2kHz

理論どおりってことかな?

エレキだけならもっと周波数を下げてもいいと思う

が、アコースティック楽器使用の場合を考えると500pぐらいにしておいた方がいいんかもしれない

入力インピーダンスは1MΩにしたが、もっとでかい方が良いかも知れない

大昔の記事によると、エレアコのバッファーの入力インピーダンスは5MΩに設定している

さらなる検討事項が出現した

とりあえず、ウクレレのピックアップで試してみないといけない

今日はここまで、ということで

長い旅だなあ

ふう

 

バッファー・ブースター02 妄想

3月末に古いバッファー回路を発見し

バッファー・ブースターの実験をした

その回路図

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元あったオペアンプの非反転増幅回路の前にFETのバッファーを増設

定数を見直し

オペアンプを8920に変えるとすごくいい感じになった

そして妄想を続け

こんな回路を考えてみた

FETによる反転+オペアンプ反転

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先ずFETによる反転増幅回路

ほんの少し増幅をかけることでサウンドが元気になる傾向を経験している

C1を付けることで耳障りな 高音成分を調整出来る

R1でオペアンプの入力インピーダンスを決定して、R2で増幅率調整する

C2、C4 は慎重に選ぼう

ブレッドボードで実験してみよう

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また長い旅だなあ

 

MDRヘッドホンのケーブル交換

これまで何度もこのヘッドホンの修理をしてきた

前回はこちら

前回の記事で

「ケーブルがかっこ悪い

機会を見てまたやり直そう」と書いている

Sony MDR-G75

前回の記事からさらにさらに断線の修理をしたが

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ひょろひょろの UEWと呼ばれるポリウレタン皮膜でコーティングされた撚り線は断線しやすいかも知れない

交換前

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新しいケーブル

MOGAMI製の外形約2mmの2芯シールド(型番不明)

秋葉原TOMOCAで購入

100円くらい / m

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ヘッドホンケーブルは2芯シールドぢゃ無い方が良いとする意見もあるが・・・

そんなにシビアではないので使い勝手を優先する

柔らかくしなやかでくせがない

ケーブルを剥いて

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プラグ側から始めよう

プラグは秋月電気で100円程度のものを購入

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熱収縮チューブを付けてきちんとハンダ付けした

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カバーはプラスティック製

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さらに熱収縮チューブ

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ヘッドホン側

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こっち側は何度も修理してるから手慣れたもんだ

やっぱ普通の撚り線の方がUEWより断然!ハンダ付けしやすい

ホットボンドで固定

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出来上がり

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うわっ!

音が良くなった

気のせいではない!確実に音が良くなった

大成功!

このヘッドホンは2007年頃に4〜5千円で購入したらしい

真剣なモニターは無理だが、普段使いにはお手軽で気に入っている

またリニューアル出来た!

うれしい!

 

電源アダプターのケーブル交換

何かの家電に付属していたDCアダプターである

12V300mAのトランス式であるが、小型でノイズもないのでアコギのプリアンプ用として使って来た

センタープラスをセンターマイナスには改造していたが・・・

へろへろのくせに、変にくせがついたケーブルが気に入らなかった

思い切って交換する

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ケーブルをぶった切って

根元を熱収縮チューブで固定

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新しいケーブルはMOGAMI2330

2330は3mmのシールドケーブルであるが、たいへん弾力があってベストチョイスであると思う

こんなアダプターのケーブルでも「音が変わる」という人もいる

電源はシールドではダメで、撚り線をねじったものが良いという人もいる

まあ、そうかも知れないけど・・・

そんなことよりも「使い勝手」を優先したい

熱収縮チューブをかぶせてから

センターマイナスをハンダ付けして

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 熱収縮チューブで絶縁

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シールド部のプラス側も同様に

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さらに熱収縮チューブをかぶせて

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出来上がり

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なかなかいい出来だと思う

 

バッファー・ブースター

昨日の続きの記事

忘れそうなので、とりあえず現状を記録しておく

元の回路

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回路図

2017/03/31回路図訂正

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デュアルアペアンプの単純な非反転増幅であるが、余った(?)アンプでバイアスの低インピーダンス化をしている

ここがどうもミソ?である気がする

私がこの音が好きなんだろうと思う

SuhrのRiotやBossのBD-2などでこの回路が採用されている

両方とも好みのエフェクターだ

パーツを取りさって

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 改造した回路

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回路図

2017/03/31回路図訂正

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 テストを続けると、キリがないぞう

まだまだ長い旅は続きます

説明なども含めてまた報告する!

 

オペアンプ比較02

昨日の続きの作業

ガラクタ箱の中から見つけたギター用のバッファーアンプ

オペアンプを換えてみたが、あんまり違いが分らない

うーーん、おっかしいなあ

そんなわけないんだけど・・・

モニター環境を変えた

これまでデジタルレコーディング用?のシュミレーターを通して、ヘッドホンでモニターしていた

ここが分りにくくしているのかも知れない

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その後、アンプで実際に音に出してみたり

ギターを換えたり

ケーブルを換えたり

いろいろ試した後

全部自作の機材になった

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上がヘッドホンアンプ

下がフェンダータイププリアンプ

総力を結集して現場に当ります

今回のテストで分ったこと

ケーブルでものすごく失われる(知ってたんだけどね)

一度失われたものは取り戻すことはできない(だからメインのギターにはFETのバッファーを搭載しているんだけどね)

バッファー搭載のギターの方がオペアンプの違いが分りやすい

今回のオペアンプの前にFETをひとつかませた方が良さそうである

多くのギター用エフェクターの入力はFETやトランジスタで受けていることが多いのはこの辺りに理由がありそうだ

たくさんのオペアンプで試してみた

10個以上のオペアンプを試してみたが主なものだけ

OPA2604 (バーブラウン) 500円?

高価であるがたいへん優秀な石だと思う

上のヘッドホンアンプにも、フェンダータイププリアンプにも2604を使っている

でも今回の用途には適さないようだ

多分9Vの電池では正常な動作が出来ないのだと推察する

OPA2134(バーブラウン) 300〜400円?

これはよろしい

072から交換すると、情報量がぐっと増えたのを実感出来る

MUSES8920(新日本無線) 480円

来ました!これです!こういうのを求めてました

音につや!が出た感じ

すごく気持ちいい

MUSES8820(新日本無線) 400円

上の8920がFET入力なのに対して、こちらはトランジスタ入力

情報量が多く、8920と同じ匂いがするが、いまいち「つや」は感じないかも?

というわけで

結論

今回のテストでは8920を実力を見直した

と、言うか

今まで何で気づかなかったのだろう

今回の状況で、たまたまいい感じになったのかも?

しかし、取っ替え引っ替え、弾きまくって、聴きまくって・・・

疲れました

 

フェンダータイプ・プリアンプ

今日は機材の話

振り幅すごいな

フェンダータイプ・トーン回路

fender_tone_ctrl

上の回路図がフェンダー標準のトーン・コントロール回路

ほとんど全ての(フェンダー以外でも)ギターアンプで同様な回路が使われている

一番上の250kΩのVRで「トレブル(高音域)」,その下の250kΩのVRがで「ベース(低音域)」を調整できる

ミドルコントロールを設ける時はR2(6.8kΩ)の抵抗を10kΩのVRにすればよい

特殊なトーン回路

オーディオ的に見たら「なんじゃこりゃ?」とひっくり返りそうであるが

エレキギターやエレキベースをつなぎ込むと、一気に有用性を感じる

故人、レオ・フェンダーが生み出したと言われるこの回路、60年を経て健在

天才だったんだな

ICで作る

元々、真空管で構成されていたフェンダーの回路であるが

ICで組んでみる試みは多く行なわれているようだ

大塚明氏の本でもIC版フェンダータイププリアンプは紹介されているが、そちらは元の回路と定数が全く同じのモノラル仕様

「土日で作るオリジナルエフェクター」に紹介されているのはトランジスタのステレオ仕様

今回紹介した「これ」はその折衷版?かな?

fenderpre

ステレオ仕様で作ったので、デュアルのオペアンプがひとつとアウトのFETが2個

HighとLowの利き具合を選べるようにしたのがポイント

実体配線図

fendepre02

プリント基板は使わず、すべて手配線で結線した

内部

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実体配線図は改造前の非反転入力になっているが

その後、反転入力に変更した

この回路は反転入力の方が合うような気がする

 ICは2604

ちょっと値が張るが懐のでかい、信頼できる石だと思う

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コンデンサーはスイッチに直付け

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FETは170だな

ヒヤリングで決めた

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 完成品

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トーンの両側の小さなスイッチで High/Lowの利き具合を調整できる

思いっきりEQすることも可能だし、ちょっぴり味付けすることもできる

こんな回路でフラットな特性を出すのは無理だと思ってたけど

マスタリングで使うことも可能なくらいハイファイにできた

偶然だと思うけど

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入出力ともステレオ仕様

右側は電源±15V

今回のベースの録音はこれを通してみようと思っている

 

ヘッドホンアンプの製作その2-完成編

古い記事の編集再投稿

ヘッドホンアンプの製作-完成編

初出14/02/03

昨日の続き

パーツを半田付けしていく

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パーツは前回とほとんど同じ

大きな違いは外部から±15V両電源を供給すること

なので、真ん中下のレールスプリッター回路は今回は必要ない

電圧が上がるので、出力の抵抗を4.7Ωから10Ωに変更してある

ケースに実装

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前のケースのまま、中身を変えるだけなのでケース加工などが必要なく、すんなり作業は進んだ

今回不思議だったのは、オフセット調整用の半固定抵抗を動かしても、全くもれ電流が変化しなかったこと

両電源だからかなあ・・・?

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ここでもさまざまなICにとっかえひっかえしていたら

前回採用したMUSES8820では、突然1.5Vもの電流が発生!!

その時接続していたイヤホンを一瞬で破壊してしまった

イヤホンをした耳が急に熱くなった、びっくり!

そしてトホホである

イヤホンが1000円くらいのヤツでよかった?100均のだったらもっとよかったのになあ

MUSES8820の耐圧が±16Vなのが原因と見られる

一瞬16V以上が流れたのだろう

MUSES8820も壊れた

トホホ×2

BB-OPA2604を採用

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耐圧±18VのOPA2604に変えるとめっちゃいい感じで鳴った

もれ電流も両チャンネル共0.3mV程度と優秀

完成

mae

前面はヘッドホン端子が標準フォンとミニフォンでひとつずつ

ushiro

背面はステレオ入力で、フォンとピンがひとつずつ

右側は±15V入力

外見は2007年に作ったヘッドホンアンプのまんま!であるが、中身は強力に高音質化に成功した

ボリュームを最大にしてもノイズも全くないし、

強力な音も、繊細な音も確実に再生してくれる

大成功

今まで作った自作の中で1番の優秀選手かも知れない

大満足

その後、レコーディングにもめっちゃ活躍している

この大成功には±15V両電源の外部電源が大きな要因になっていると思う

それについてもいつか詳しく紹介しなければいけない

もちろんトランス式の自作です

 

ヘッドホンアンプの製作その1

土曜、日曜は特に多くのマニアックさん達が検索で訪れて来てくれる

ガックラトップからは、旧ガックラのページは検索できないので、せっかくの訪問者をがっかりさせてしまっているようなのだ

なので、古い記事を編集再投稿させていただく

ヘッドホンアンプの製作

初出14/02/03

ちょっと前に紹介したMixer付きヘッドホンアンプがたいへんよかったので

同じ基板で±15Vの両電源仕様で製作することにした

いきさつ?

2007年に「はじめて作るヘッドホンアンプ」という本を参考に(めっちゃ頑張って)自作をした

その自作したヘッドホンアンプの調子が悪くなって・・いろいろ触っているうちにトランジスタから煙が出て・・

すんげえびっくりした〜間違うと燃えるんだあ〜と

すべてのトランジスタを交換したが、良い結果が出ず、何か根本的に間違っているのかなー?と・・謎のまま

回路的にはオペアンプ+トランジスタによるダイヤモンドバッファという中級のチャレンジであったが

AKGのモニターヘッドホンに合わせてゲインを上げたのがいけなかったのか?

ユニバーサル基板で組むにはちょっとややこし過ぎたのか?

めんどくさくなって、放ったらかしになっていたが・・

少し前に紹介したMixer-HPAと同じ、Mixer-HPAと同じ、Soramimiさんから購入した「SAITAMA HA-1改」の基板を

もう一度購入して製作し、ケースに移植する事にした

今回は±15Vを供給できるように改造する

壮大な計画なのだ

回路図

オペアンプ1個(2回路入り)+とトランジスタ12石(6×2)によるダイヤモンドバッファ

同様の回路の作例がネットにも多数有り、機能的な信頼性も高い

まずは基板の要らない部分をカット

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±15Vを供給するので電源の要らない部分?を切断

元のケースに収める為にも小さくする必要があった

前回と同様、オペアンプのプラス入力からアースにつながっている10kΩ抵抗を半固定抵抗にすることにした

半固定抵抗用の穴

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その半固定抵抗用の穴を空けて

取り付けた

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前回は10kΩ半固定抵抗の作戦で、両チャンネルのオフセットを0mVに調節することが出来た

そして今回は20kΩの半固定抵抗にした。ただなんとなくだけど

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で、基板ウラはこんな感じで配線されている。今回もうまくいってくれるといいのだが