1960年製セイコーライナー
父が大切に使っていた時計である。
もちろん手巻き式のゼンマイで動く腕時計
調べてみたが、多分1960年製と思われる。
SEIKO ライナー Cal.3140 23石 手巻き
TVドラマ「流星ワゴン」を観て、父のことを思い出した、という話は前にも書いた。
流星ワゴンのチュウさんも1960年代に製造されたグランドセイコーをしていた。
そんなこんなで親父の古い時計を引っ張りだしてみたら、これが案外かっこいい。
ゼンマイを巻いてみたら、ちゃんと動くどころか、めっちゃ正確。1日1分程しか狂わない。
製造されてから50年以上も経つ時計が正確に動くなんてすごい。さすがは世界のセイコーだな、と思う。
ベルト交換
で、放ったらかしにするのはもったいないと思って、ベルトを交換した。
何となくだが、黒にしてみた。
で、そろそろ気が付いたかなあ・・・・
SEIKOのロゴが筆記体
Seiko Linerと筆記体で書いてある。筆記体のSeikoの文字がおしゃれに感じる
裏にも筆記体でSeiko Liner 活字体でALL GOLD FILLED
番号は15010
ネットで調べても、これと全く同じ時計は見つからない。
針の太いものはたくさん見つかるが、針が細いものは少ない。さらにこの裏蓋のデザインのものは見つからなかった。
特別なモデルだったのかも知れない。
時代的に、腕時計が大型に、そして薄型に変化していた時期であったらしい。
そういえば、父はこの時計がすごくお気に入りで,、よく「こんなに薄い」と自慢していたなあ、と思い出した。
少しは供養にもなったかも知れないな。