囲碁の「コンピューターvs人間」の5番勝負が行われている
コンピューター側は、「グーグル」の研究グループが人工知能の技術を駆使して開発したソフトのAlphago
人間側は世界大会を何度も制覇するなど囲碁界屈指の韓国人棋士のイ・セドル9段
これまでイ氏が3連敗していたが、やっと1勝を上げたのだそう
ソフトの開発チームは「きょうの敗北はうれしい結果だ。ソフトの弱点を改善するために活用したい。5局目も楽しみだ」
と、めっちゃ余裕!
コンピューターと人間の対戦では、まずチェスがやられ、次に将棋でも人間が敗北している
囲碁は最後の砦とされ、あと10年ぐらいで追いつかれるのではないか?と言われていたらしいが・・
完全に人間の敗北
もうあっという間にすべての面で機械が人間を凌駕する時代になるのだろう
人類がコンピューターに支配される時代が来るのではないか?などと心配する声も聞かれるが・・
それって今の人間の知能で考えられる範囲だ
「現在の人間の知能を遥かにしのぐ知能」になったとしたらその範疇ではない
なので想像さえできない
そんな人間の知能を遥かにしのぐ「人口知能」が作り出す「人工知能」ってどんなのだろう?
人工知能が新しい人工知能を開発するかも知れないんだよ
逆に楽しみだな
文学の世界でも
この小説は凄いとTwitterで注目を集め・・
「星新一みたい」という意見が寄せられたのだそう
それもそのはず
はこだて未来大学の松原仁教授がコンピューターに星新一のショートショート全編を分析させ、学習させたのだという
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スマホが鳴った。
深夜一時ころ。ここは研究室の中。
鈴木邦男は、先月ここに配属されたばかりであるが、平均帰宅時間はすでに深夜零時を超えている。
邦男は大きなあくびをしながら、ポケットの中からスマホを取り出した。
「鈴木邦男さんですか?」
「はい、あなたは?」
「わたしは悪魔」
「イタズラならよしてくれ。僕はいまレポートで忙しいんだ」
「なんでも一つ願いを叶えてみせましょう」
「バカバカしい、さあ、切りますよ」
「お待ちください、一度試してみてからでも損はないでしょう?」
「それなら、このひどい眠気をなんとかしてくれ。レポートが進みやしない」
「お安い御用です」
悪魔がスマホ越しに何やら呪文を呟いたと思うと、邦男の眠気はさっぱりと消え飛んだ。レポートもばっちり書けた。
しかしそれ以来、邦男は一睡もすることができなくなった。
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ちゃんとオチまでついている
でもこの作品は、全てを人工知能が書いたわけではなく、一部は人力で修正しているという
音楽
自動演奏ソフトも自動作曲ソフトも多数ある
自動作曲ソフトで作曲した曲を音声合成システムVOCALOID「初音ミク」に歌わせてWebで公開している人もいる
駅の改札は自動化されて切符を切る駅員がいなくなったし、
銀行の窓口も機械化されて、特別な場合を除いて窓口の銀行員と話すこともなくなった
文学も音楽も自動化されていくのかなあ
小説家も作曲家も必要でなくなる
のかなあ?