ビール税が下がる?
政府・与党は、3つに分かれているビール類の酒税について、
2020年度から3段階で見直し、2026年10月に一本化する方向で調整に入ったそう
ビールは減税となる一方、発泡酒や第3のビールは増税となる
12月にまとめる17年度税制改正大綱に具体的な税額などを盛り込み、必要な法改正などに着手する方針だそうだ
現在の税率
350mm缶当たりの税額は現在、
ビール 77円
発泡酒 47円
第3のビール 28円
この3種類に関しては、単純に税率だけで販売価格が違っていて、その本体は全部100円くらい?ということか?
全部が同じ値段になったら、誰も発泡酒やら第3のビールなんて買わないと思うけどなあ・・・
消費動向やメーカーの商品戦略に与える影響を緩和するため、 税額変更まで猶予期間を設けた上で、段階的に行う
19年は消費税率10%への引き上げが予定されているため、翌年の20年10月にビールの小幅減税と発泡酒・第3のビールの小幅増税に着手、
23年10月と26年10月にも見直し、最終的に55円程度に統一する、としている
他の酒類の税額も見直す方針だそう
日本酒を減税してワインを増税し、税額を統一する
チューハイも増税する
これってどういうことなの?
どうやら発泡酒や第3のビールが多く飲まれていて、
その分ビールの売り上げが伸びず、徴収する税額が下がってしまったからなのだろう
メーカーは必至で「安くて美味しいものを」と開発しているのに、やりきれないだろう、と想像する
税率のごまかしについて
ビールの税金が350mm缶あたり77円としているのを
ビールの販売価格の180円のうち77円が税金だとすると、約43%が税金などと書かれているものを目にするが・・・
ビール本体は180-77=103円
103円に約75%の77円が課税されているということだ
もっと正確に計算しよう
販売価格が180円のビール
消費税抜きだと167円
ビール本体は167-77=90円
90円に約86%の77円の酒税がが課税されて167円になり
その酒税分に対しても消費税の8%が課税されて180円の販売価格となっている
本体90円のビールにちょうど100%の90円が課税されているというのが正しいんだよなあ
なんだか話が変わってしまった
すまぬ
ビールが安くなるのは単純にうれしいけど
ちょっと「なんだかなあ」と感じてしまう話でもある