ギター用のエフェクター
Big Muff Pi(パイ)の自作 5回目
資料が出てきたので記録しておく
モデルにしたBig Muff
Speenaのシホちゃんから借りた3台のBig Muff
1. USA製(w/t Tone-Bypass SW)
2. Black Russian
3. White Russian
すべての回路図を書き起し、吟味した上で
ユニバーサル基板で手配線で組み上げた
一応の目標としたのは、3.の White Russian
昨日の記述にあるように、抵抗はDale、コンデンサーはAVXとかEROのBOXタイプを使った
トランジスタは2SC1815、ダイオードは1S2076に、ヒヤリングテストを繰り返して決定した
ところが!
何かが気に入らない
めっちゃ時間かけて組み上げたBig Muffであったが、何かが気に入らない
何かが違う
何が違うのか分らないけど、何かが違うと感じた
トーン回路
3つめと4つめのトランジスタの間に特徴的なトーン回路がある
専門的な説明解析は他のサイトの先輩方にお任せするとして・・
上の回路図で言うと
R8(20KΩ)の抵抗とC8(0.01uF)のコンデンサーで形成されるローパスフィルターで低音成分のみを通し
C9(0.0039uF)のコンデンサーとR5(22KΩ)の抵抗で形成されるハイパスフィルターで高音成分のみを通し
それをR25-Tone(100KΩ)のボリュームで調節できるしくみになっている
ボリュームを絞り切ると795Hzより下の低音が強調され
反対にボリュームを開け切ると1855 Hzより上の高音が強調される
この回路図を見つけるまで正確な定数が分らず、違う定数のコンデンサーを使っていた
で、この部分を触り始めたら迷宮に入ってしまった
あちらを立てれば、こちらが立たず、
もっと早くにこの回路図があったらよかったのになあ
この話、まだ続くのかなあ?
ごめんな