週末に書いたカポの話の
番外編
カポはギターなどの弦楽器用アクセサリー、演奏補助器具のひとつで
弦の長さを任意に短くすることで、楽器全体を移調することができる
というのが本来であるが
全体を移調しない=変態的なものが存在する
Kyzer Drop D Capo
商品名は正しくないかも知れない
「パーシャル5カポ」と書いてあるサイトもあった
1〜5弦は普通に押さえるが、6弦だけが解放になっていて押さえない構造
日曜の記事のKyzerと一緒で、海外のアーチストが使っているのを見て!米国から個人輸入した
ギターのチューニングは6弦(一番太い音の低い弦)から
E-A-D-G-B-Eが通常?であるが、
6弦だけを全音低くチューニングした
ドロップDチューニングという変則チューニングがある
ドロップDチューニング
6弦から、D-A-D-G-B-E
レギュラーチューニングで、このカポを2フレットに装着すれば
ドロップDチューニングの全音上の「擬似ドロップEチューニング」になる上に、さらに!
基本レギュラーチューニングなので
「普通に6弦をレギュラーコードで押さえても全く問題ない」
という幸せな状態?になる
私の場合はもっともっと超変態なチューニングで使用していたが・・
今は日本でも2000円くらいで売っている
PLANET WAVES PW-CP-06
日曜の記事でも書いたが
現在のお気に入りのカポはPLANET WAVES製のものであるが
PLANET WAVES製のDrop-Dカポはないか?と探したら・・
なんと、あるではないか!
すぐに注文
やはり海外からの取り寄せ品で、少々時間がかかったが
届いた
すごくちっちゃくて、軽い
サウンドをスポイルすることなく、Drop-Dカポの役目を果たしてくれる
カポよりヘッド側の6弦を抑えようとすると、ダイヤルが邪魔になるところがちょっぴり欠点
このカポをデザインしたNED STEINBERGER氏は、大変優れたデザイナーだと思うが
まさか、カポをまたいでヘッド側の弦を押さえる変態がいることは想像できなかったのかも知れない
STEINBERGERさーん、ここにいますよー
多分、世界中には、いっぱいいますよーー
よろしくねーー
サード・ハンド・カポ
これを持っている人は少ないと思う
これも海外通販で個人輸入した
こんな感じで指定した弦だけ押さえることができる
今は、もうどこにも売ってません
超超マニアックな話、最後までおつきあいありがとうございました