クロマチックハープ-メンテナンス

楽器

久しぶりにクロマチックハープを吹いてみたら・・・

あらら、めっちゃ下手になってる

普段から練習しないといけないのだな

HOHNER(独)SUPER 64 CHROMONICA

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クロマチックハーモニカには、右側にレバーが付いていて、それを押すことで半音上の音を出すことが出来る

スティービー・ワンダーが、吹いているのが、これ

「セサミ・ストリート」のテーマソングの印象的なハーモニカもクロマチックハーモニカで

スティービーの演奏だと思ってる人が多いのだそう

が、本当はジャズハーモニカの巨匠、トゥーツ・シールマンス師匠の演奏である

それにしても

久しぶりに吹いたからか、

吹きにくい、吸いにくい、レバーも引っかかって固い

スライド・オイルを差してみたけど効果なく・・・

お手入れが足りないのだ、と感じた

分解

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他のハーモニカと大きく構造的に違うのは、上記のレバーの件とこの白いテープの様な「バルブ」がついていること

息が漏れるのを防ぐための機構であるが、これのおかげでブレスコントロールがむちゃくちゃ難しいんだよなあ

部分的にちょっと撚れているバルブもある

修理が必要なのかも?

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マウスピースを外すとスライド周辺部品

元通りにするために写真を撮った

汚れてるなあ

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こすれた傷だらけ

全部きれいにしよう

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下のリードプレートも写真を撮って

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全部バラバラにして水洗い

歯ブラシで洗います

ハーモニカメンテナンスキット

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自分で好みのものを集めた

左から、すきまゲージ、スライドオイル、鉄やすり、ドライバー

木の棒と、安全ピンは重宝する

いろんなところを掃除したり、確認したり、調整したり

ところが全く改善されないどころか、かえってレバーの動きが悪くなったように感じた

マウスピース取り付けネジを緩めると動くが、そうすると息漏れがひどくてとても吹けない

思い切って研磨

スライド周辺パーツのスライドしている部分を研磨することにした

あかんかったら買い直すしかないけど・・・

頑張れー!

最も細かい番手のスチールウールで丁寧に水磨きし

その後

研磨つや出し布ポリマールで磨き上げた

下町ロケットの帝国重工で学んだ技術?である

出来上がり

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ピッカピカ!

スライドオイルを塗って組み直したら、スライドレバースムーズに動くようになった

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ああ、よかったあ

部分的にピッチが甘いところと、バルブの撚れが気になるところ

修理に出そうかなあ?

修理期間もあるし、予算もあるし、さらには外国製品だけに悩むところであるなあ

 

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