令和元年初日に改造して
ピックアップがまっすぐに配置された
ティンカーベルモデル
プリアンプを入れたかったんだ
実は前にプリアンプを入れて
それがすごく良かったんだけど・・・
このプリアンプ、
具合が大変良かったので
昨年末のゴスペル自主ライブの前に
赤いストラトに移植してしまったのだ
同じものを作るんぢゃなくて
さらに具合のいいものを求めて!
作り直し
基本の回路
ブレッドボードで試して
耳でパーツを決めて行く
R4は入力インピーダンスを決める大切な抵抗だが、
前回同様、ギターのボリュームで代用して
省略する方向で進める
ブースト(増幅)
R1//R2の割合で増幅の倍率が決まる
シングルコイルなので
少しブーストして太く変化させることにした
R1:3.3kΩ R2:10kΩで約3倍 9.5db
3倍、9.5dbと言うとめちゃくちゃでかそうだが
聴感上は2倍くらいに上がったかな?という感じ
が、ブーストすると、元気な音になって
高音のキラキラ成分が目立つようになる
プリアンプでインピーダンスが下がるから
ケーブルでのロスも少なくなる
特に高音成分のロスが極端に少なくなって
ハイ上がりに聞こえるようになる
今回はその高音を抑えて太く変化させたい
FET
2SK30A 2SK170 2SK117 2SK184
を試してみたが、どれもいい音で鳴る
最もクリーンなのは2SK30A
2SK184は暴れすぎ
ちょっと太く聞こえる2SK170に決定
出力C1
C1とR3でハイパスフィルターになっている
R3を100kΩとすると、C1が0.1uFの時にカットオフ周波数が16Hz
前にも書いたが・・・
可聴範囲外
16Hz以下がカットされることになるが、
16Hz以下なんて絶対聞こえていないはずなのだが、
数値を変えると印象が変わる
0.22uF〜0.47uFと大きくしていくと太く感じられる
いろいろ試して、
C4はニチコンMUSE-ES(BP) 1.0uFにすることにした
R3=100kΩと、C1=1uFでカットオフ周波数は1.6Hz
前回と同じ結果となったが・・・
1.6Hzなんて絶対聴こえていないし、
モニターヘッドホンの再生能力も
再生周波数帯域: 5~30,000Hz
なので鳴っていないはずなのだが・・・
何かが変わって聴こえているから仕方ない
数値を変えて変化する周波数もあるが、
MUSE-ES(BP) の元気な感じ?
少しざらっとしたような感じ?が、好みなのかもしれない
ハイカットC2
今回、一番変えたこと
前回、C2=1000pF、R2=7.4kΩでハイカットは21kHz
今回はあえて、思い切りハイを切ってみる
C2を3900pFにした時に「ぴったり」来た
C2=3900pF、R2=10kΩでハイカットは4kHz
エレキギターは10kHz以上もいっぱい出てるし
人間の耳は20kHz近くまで聞こえるらしいけど
大丈夫かな?
思い切ったな
決定回路図
こんなにHigh Cutして、Low Cutかけず!で
大丈夫かなあ・・・
私の場合、歪ませる場合はエフェクターなので
そこでLow Cutがかかるということを前提として
とりあえず、このまま行ってみよう