以前に愛用の包丁「MISONO君」を紹介したことがあったと思う
その先っぽのフォルムを修正した
切っ先三寸(きっさきさんずん)
元々和包丁は日本刀と全く同じ作りであったらしい
日本刀の驚くべき切れ味の秘密は、そのカーブしたフォルム「そり」にあるといわれる
特に先っぽの三寸のカーブ、切っ先三寸のフォルムが大切であるらしい
MISONO君は洋包丁であるから、切っ先三寸なんて言葉は当てはまらないかも知れないのだが
私の手入れがダメなんだな
私は包丁を研ぐのが嫌いではない
ひょっとして好きかも知れない
瞑想をするような、座禅を組むような感覚
ランボーになって静かに研ぐのだ
しかしながら、その研ぎ方がヘタクソのようだ
先っぽの形がなんだか平坦になって来たように思う
写真では分りにくいと思う
荒砥(キメの荒い砥石)で修正して、その後、中砥で研ぎ上げた
完成
実際には1時間くらいかかったかも知れない
写真ではほとんど分らないね
先っぽのカーブが強くなっているのだが
きっと自己満足なんだな
日本文化
日本刀とか包丁とかは古くからの日本の文化なのだと思う
切っ先三寸なんて言わなくなったけど
「そりが合わない」なんて言うよね
刀とさやが合っていないことを言うんだね
「元のさやに戻った」なんても言うよね
「しのぎをけずる」も良く聞くなあ
刀同士が激しくぶつかっている様子を表現しているようだ
包丁を研ぎ上げたら
何か切りたくて仕方なくなるんだ
危ないね
とまとのサラダ
めーっちゃ切れる
気ん持ちいーーーー