与太話
「与太話」とは、とりとめのない、ばかげた、でたらめな話のことです。
由来は、古典落語に登場する愚かで間抜けなキャラクター「与太郎」から来ており、
このキャラクターの言動が「与太話」という言葉に繋がりました。
イソジン与太話
一昨日、ケンエーうがい薬について書いた
その時に分かった、ちょっと面白い話
与太話と書いたが、この話はでたらめではない
イソジン
イソジンは、1956年にアメリカで開発された後、
日本では1961年に明治製菓が殺菌消毒剤として承認を得たことから始まった
1983年には一般家庭向けに「イソジンうがい薬」が発売され、
1985年からはカバのキャラクター「カバくん」を登場させ、
テレビCMや小学校・幼稚園でのうがい教室などを通じて“うがい文化”の定着を図ってきた

「イソジン」は英ムンディファーマ社のブランドであり、商品名でもあるのだが
2015年に明治製菓は提携が切れると
「イソジン」の名称が使えない代わりに「カバくん」の商標を押さえて
「明治カバくんのうがい薬」として販売を継続したのだ
「カバ」をパクられてしまった、ムンディファーマ社は明治製菓を訴えたが
日本国内では明治製菓が先に「カバくん」を登録していたらしく
本家「イソジン」は仕方なく「イヌくん」のイラストに変更を余儀なくされた


知ってた?
2016年には、ムンディファーマと塩野義製薬グループが販売を引き継ぎ、
「イヌくん」の「イソジン」はシオノギが販売している
明治うがい薬

上の商品は、2015年、カバくんイラストのパッケージはそのままに
「イソジンうがい薬」から「明治うがい薬」に名称変更された変化を示した画像
「カバくん」は継承されている
ケンエーうがい薬


めっちゃ「カバくん」がヒューチャーされてる
なんか元祖イソジンが可哀想になってくる?
真実ながら、与太話でした!

ちゃん、ちゃん

