昨日の続きの話
単電源、レールスプリッター回路で動かしていた機材を
両電源仕様に改良する
レールスプリッター回路を取り除いて
電源アダプター入力部分を
3極のものに変更(手持ち)
±15V両電源
いつ作ったのか覚えていない
今は別のものをメインに使っている(また紹介する)
中身
回路図(備忘録として)
めっちゃ古典的なアナログ電源である
実際に計則すると、
プラス側に+14.83V
マイナス側には-15.09V
が、出ていて
7815、7915のレギュレータで、ばらつく様であるが、
一般的なオペアンプ回路では全く問題にならないどころか、
トランスを使った真面目な?電源を使うと、
確実に音質は良くなる!
思い出した
これ(ぢゃないかも知れない)を作った時、トランスが0.25A(アンペア・電流量)なので
0.25Aのヒューズを取り付けたのだが
すぐにヒューズが飛んで・・
(壁コンセント100Vを侮ってはいけません、必ずヒューズを付けましょう)
どこが間違っているのだろう?と悩んだ
今の様なネットのデータもなければ、知識も足りなかった
結局、いろんな容量のヒューズを買ってきて
順番に試して0.3Aに決めたのだが・・・
後に分かったこと
実際的に「計算」だけでは算出できない数字であるらしく
電気屋さんのプロも経験と勘で行っている作業であるとのこと
その時、情熱はセオリーを超えたのだ
3極電源ケーブル
今回新たに製作
手持ちのプラグと
ケーブルは、CANARE (カナレ) L-2B2AT
+15V・アース・-15v
かっちょいいーー
OPA2604
バーブラウンのOPA2604
改造前は新日本無線のMUSES8820を使っていたが
8820の最大電圧が±16Vで
いくつかサウンドッチェックしたのち
2604にした(±4.5~±24V)
2604は±4.5程度だとさっぱり鳴らないが、±15Vをかけてやると
ツヤッツヤに輝く!
漏れ電流も10mA程度と大変良好
(バイアス調節用に付けた半固定抵抗を動かしても全く変わらず、この辺りはまだ勉強不足)
不思議だったのは5532だと全く音が出なかったこと(この辺りも知識が足りない)
完成
外見はほとんど(全く?)変わらないが、ハムノイズが全くなくなり
音質も劇的に向上した(と思う)
大成功!
ヘッドホン出力の上にあるスイッチも交換
スピーカー出力とヘッドホン出力を切り替えるスイッチなのだが
切り替えの「パチン」ノイズもなくなって
完璧!
情熱は全てを超えていくのだよ
ふふふ