OCDの修理と見直し02

自作エフェクター・歪み

OCDの改造について研究中

OCDの修理と見直し
今日も曇りがちの天気であるが 湿度が高くて蒸し暑い 今日は水道工事があって断水していて めちゃめちゃ不便 水道のありがたみを痛感!感謝! OCDの修理と見直し 2015年の6月から製作開始 紆余曲折あって? 2018年8月にCot50と組み...

トーンの効き具合を調整するにあたって

ちょっと整理しておきたいことがあるので

お付き合い願いたい

かたぢけない

GUITAR TONE STYLE

OCDのトーンはエレキギターに内蔵されている

トーンと同じスタイルで構成されている

 

多くの歪みペダルでも採用されている回路である

パッシブのトーン回路は簡単に構成できるが

次段に接続される回路のインピーダンスによって

音量や音質が変化するという欠点があるが

この回路はその影響が比較的少ないとされている

さらに長所?としてはHigh成分を削っていくだけの単純な回路で

VolをMAXにした時、理論的?にはフラットな音が出力されるとされる

OCDのバージョンによる定数の違い

OCDのバージョンによって

トーンの可変抵抗(ボリューム)は25kΩAであったり10kΩBであったり

トーンのコンデンサーは100nFであったり47nFであったりするのだが

どういう違いがあるのか考えてみることにする

エレキギターの場合

シングルコイルピックアップのギターの場合

トーンの可変抵抗(ボリューム)は250kΩA

コンデンサーは0.047μFが多いかな

ハムバッカーピックアップのギターの場合

トーンの可変抵抗(ボリューム)は500kΩA

コンデンサーは0.22μFが多いかな

前述のようにVolをMAXにした時はフラットとして

Vol:0の時に

250kΩ//0.047μF=13.55Hz

500kΩ//0.022μF=14.47Hz

と、ほぼ変わらない

なぜ、このような定数が一般的となっているのか?

それは、この回路が

ボリュームの抵抗が大きい方が高音成分を多く出力でき

ボリュームの抵抗が小さいとトーン変化を細かく調整できるとされる

エレキギターのシングルコイルは高音成分が多く

逆にハンバッカーは低音成分が多くふくまれているので・・・

その特徴を活かすためにこの回路構成になったとされる

(他の要因も多くあるので信じないでね)

OCDの場合

初期型の、25kΩ//100nF=63.66Hz

V1.3以降の、10kΩ//47nF=338.63Hz

計算上の数値には大きな隔たりがある

また初期型の、25kΩはAカーブ

V1.3以降の、10kΩはBカーブでボリュームの変化が違うから

どのようにトーンが効くか?は数値だけでは分からない

さらにMadbeanpedalsにこんなのを見つけた

EgoDeath

クリックしてEgoDeath.pdfにアクセス

OCDを改良した回路

こちらのトーン回路は、50kΩのBカーブと10nFの組み合わせ

これまでの例とは全く違うが、

50kΩ//10nF=318.31Hzとなり、V1.3以降と数値は似ている

I changed the values of the tone pot and cap

to balance it more to my personal liking.

トーンポットとコンデンサーの値を変更して、

より個人的な好みのバランスにしました。

と、書いている

是非試してみたいものだ

そしてAionFXの工夫

ボリュームの足を直接アースにつながず、

RX2の抵抗を挟んである

ボリュームを絞り切ったくぐもった音は使えないので?

調整の幅を広げようとしている工夫だ

オリジナル回路はジャンパー(0Ω)であるが

1kΩあたりから始めてみると良い、とアドバイスしている

やっぱすごいぞ!AionFX

私の頭の整理に最後までお付き合い、ありがとうございました。

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