ガラクタ箱からこんな基板が見つかった
20年以上前に使っていたものだ
デュアルオペアンプ1個のバッファーアンプである
ギターマガジンか何か?のハンドメイド・プロジェクトの記事(大塚明氏のもの)を元にして
ほんの少し、ゲインを調整出来るようにしてある
ギターに内蔵したり、外付けにしたり
友人にも作ってあげたりで、10個近く作ったかも知れない
そのひとつが出て来た
記事のコピーも出てきた
この記事を元にして、帰還に半固定抵抗を入れる変更を加え、ゲインを持たせてある
なっつかしいーなー
こんなの使ってたんだなー
In,Outに適当なジャックを付けて
ギターをつないだら音が出た
悪くない
ちょうどいい!
こんな感じのクリーンブースターが欲しかったんだ
オペアンプの聴き比べも含めて、実験してみよう
オペアンプ
オペアンプは元々はコンピューター用に開発されたチップで「計算機」なのだが、オーディオ用のものもどんどん発達した
ここ数年で急激に良質のものが開発されているように思う
上の画像のTL072は、JFET入力の古典的で標準的な汎用オペアンプ
Rockmanなどのギターエフェクターにふんだんに使われた石
今、聞いてみると高音に偏っていて、低音が弱い気がする
ちなみにTL072は100円くらい、セカンドソースのNJM072は50円くらい
オペアンプ交換
最近の優秀なオペアンプと交換してみた
例えばバーブラウンのOPA2134は300〜400円くらい
OPA2604は500円くらいする
値段が重要なのではないけれど、分りやすくするために書いた
高級なオペアンプと交換してみたということだ
ところが
オペアンプを交換して、聴き比べてみたが、たいした違いがない
おっかしいなあー
回路の構成が悪いのかなー
それとも私の耳が「クソ」ということか?
まあ、老朽化してることは間違いないけど・・・
それによって得たものも多いはずなんだけどなあ
おっかしいなー
つづく