ギターのエフェクターは
9Vの四角い、006P電池1個で駆動するものが多いが
006P電池が2個必要なものもある
実際に12Vや18Vのアダプターが必要なエフェクターもあるし
9V仕様でありながら「18Vで使うといい音になる!」
と言われているようなエフェクターも存在する
そんなことして大丈夫なのかなあ?
ご注意
9V仕様のエフェクターに
18Vを供給するのは危険
壊れてしまう場合もある
次に説明します
昇圧回路
エフェクター内部に
外部から入力された9Vを
18Vに昇圧させる回路を備えたものがあり
実際には16V程度ではあるが
上げた電圧で駆動している
1番有名なのは、
KLONのCENTAUR(ケンタウルス)で、
使用されている昇圧用のIC、MAX1044の耐圧は10V
ちょっと間違って、10Vを超えた電圧をかけてしまうと・・・
あっという間にMAX1044は昇天する
一般に販売されている9Vのアダプターは
10V以上出ているものも多くあるから
十分な注意が必要となる
もっと高い耐圧の昇圧用ICも存在するのに
安価な10V耐圧のMAX1044を使用するなんて・・・
そんな危なっかしいエフェクターを
よくもまあ、あんなすんげえ高い値段で売れるもんだ
知ってしまうと腹が立ちますね
コンデンサーの耐圧
エフェクター内部のコンデンサーの耐圧にも注意が必要
特に電解コンデンサー
9V仕様のエフェクターであれば
12.5Vや16V耐圧の電解コンデンサーが
使われている可能性が考えられ
それ以上の電圧をかけると
最悪の場合、爆発する(本当です)
電池の電圧
新品の006P電池は9.7Vくらい出ているものが多い
使用していくうちに電圧(ボルト)は下がる
私の経験的には
すぐに8Vくらいまで下がって
その後は安定してゆっくり下がっていく感じ
電圧降下の効果?
電圧を上げることで
サウンドを改善できる!
と盲信している人もいるが
下げることでの効果もある
新品の電池でこそ
そのエフェクターの一番良い音!が出ると思いきや
電圧の下がった死にかけの電池?で
良い音が出る場合がある
特に歪みものでそういう現象が起こる
実験?
エフェクターに供給する電圧
上げるだけでなく
あらゆる電圧でのサウンドの実験がしたくなった
9Vを中心に上にも下にも可変できる
かつ、安定した電源が欲しくなったのだが
やはり市販品に適切のものは見つからなかったので
作ることにした
続きはまた明日!