昨日の記事に続き

予定通り実験してみる
Royal Blue Overdrive 04
1.電圧を変えてみる 9V〜18V
自作の可変安定化電源を使って

デフォルトの9Vでの駆動では
ダイオードクリッパーが無い場合でも
ゲインを上げるとオペアンプが歪み始める
電源電圧を9Vから上げていくと
ボリュームが上がって、歪まなくなっていく
18Vまで上げると、かなり音が大きくなる
いわゆるヘッドルームが広がった?状態である
ところが・・
LEDのクリッパーを挟むと、電圧は全く関係なくなった
むしろ9Vの方がスムーズな歪みかも知れない(きっと気のせいだ!)
電圧を上げることは意味がないと感じた
2.クリッパー実験
1N4148や1N4001などのシリコンダイオードにすると
音量が下がってよく歪むようになる
1N4148を4個、5個(非対称)6個なども試してみたが
この回路にはLEDが断然良いと感じた
なので
いろんなLEDでサウンドチェックしてみた
5mmの赤LEDも試してみたが
この回路には断然3mmの赤LEDが合う
3mmの赤LEDでも、モノによって微妙に(めっちゃ微妙に)音が違う
何となく?一番良さげに感じたものを採用
残念ながら型番等不明
3.入力インピーダンスの変更
Royal Blue Overdriveの公称入力インピーダンスは140kΩとされている
エレキギター用のエフェクターとしてはちょっと低め
MAD PROFESSORのエフェクターは入力インピーダンスがちょっと低めの設定が多い?

過去にも調整した経験が・・・
回路図を見ると
計算の仕方は詳しくないが
R1の200kΩを変更すれば(例えば1MΩに)
容易に入力インピーダンスを変更できることは分かる
R1がなくても全く問題なく動作するが
スイッチングの際のバッチンノイズの軽減の為に必要と思われる
なのでケースに組んでから最終的に決めたいと思う
ダイオードクリッパーをLEDに決めたので基板にハンダ付けして
ギターを弾くと、基板上のLEDがピカピカ光るのがカワイイ
弦を弾く強さに反応して光の強さが違うし
サウンドもスムーズに変化して・・・
思った通り?の歪みの透明感とボリューム追従性!
めっちゃええ感じ!

イヤァオ!
さあ、ケース加工に移ろう!
デザインも考えないとな