昨日の記事の
続き
ウクレレの弦の張り方
昨日の記事で3弦まで説明したから
2弦-E
2弦は船ハリスシーガー12号
3弦と同様
ボールエンドとなるビーズを通したら
丸結びの団子を作って
弦の端をライターでちょっと炙って丸めておく
たいへん弦が細かい
ボールエンドをブリッジの溝に引っ掛けたら
反対側をペグに通して
もう一度、戻ってペグ穴に通す
3弦と同様だが、
3弦とは弦の巻かれる方向が対称形になる
巻き戻した弦がヘッド内側にあること
3弦と同じく
ただ、ペグ穴に2回通すだけでなく
弦が一度、丸結びになって
ペグにくくりつけた状態にする
上の写真の状態から
ぎゅっと縛りつけるように締める
説明が前後するが
チューニング後に弦がペグに
2周以上4周以下巻かれている状態に仕上げたい
どのくらい余裕を持って巻くか?
は、経験値になってくるが
円周は直径の3.14倍であることを
頭に入れておくと予想がつく
弦が伸びていくことを考えると
少ない目?くらいでいいと思う
ペグのポストが満杯?になって
弦の上に弦を巻きつけるのは
絶対に避けたい(音が鈍る)
1弦-A
1弦は船ハリスシーガー8号
2弦と同様の作業なので
手順は省略
4弦3弦側
綺麗に巻けている
弦が伸びていくことを考慮して
ちょうど良いと思う
2弦1弦側
1弦が4周ほど巻いていて
少し多いかな?とも思うが
問題ないでしょう
ウクレレの弦は柔らかいので
巻き直しもできる
ヘッド
ウクレレを垂直に立てた状態で
弦が左右対称になっていること
時々反対に巻いている状態のギターやウクレレに
出会うことがあるが
チューニングしにくいだけでなく
すごくバランスが悪い
多分弦のテンションによる影響だと思われる
ブリッジ
出来上がり
過去の記事でも色々書いているが
これらの釣り糸にたどり着くのに
かなりの時間と労力
費用を費やしたが
大変満足している
ただ
ものすごくローテンションなので
ハイテンションな弦を望む方には
お勧めできない
最後までお付き合い
ありがとうございました