楽器としての体作り 2
股関節のストレッチ
あぐらをかくような体勢で座り、両足の裏を合わせて股間近くに引き寄せます。
両足の裏を合わせて(ぴったりじゃなくていいです)股間近くに、引き寄せます。その時、両膝(ひざ)はどうなってますか?膝が地面から大きく浮き上がっているあなたは股関節が堅いと言えます。ゆっくりと膝を地面の方に手で押しつけて、股関節のストレッチを行ってください。くれぐれもゆっくり、無理のない範囲で。
ゆっくりと膝を地面の方に手で押しつけて、股関節のストレッチを行ってください。逆に膝が地面に簡単につくという人は股関節が柔らかいのです。
その体勢からゆっくりと上半身を前に倒してみましょう。自然呼吸を心がけてください。横に倒して体側を伸ばしたり、工夫してみましょう。頑張って続ければ、前にべったりと身体を伸ばせるようになります。これらの運動は、毎日、無理のない範囲で少しずつ行います。お風呂上がりの体が温まった時がいいでしょう。
暖かくなっていく季節はもっとも筋肉や筋が伸びやすいと言われています。ということは、春から夏がチャンスですね。体が固いと声質も固かったり、よく響かなかったり、音程も定まらなかったりします。
よい声、そしてよい歌のために、頑張ってストレッチしましょう。腹筋運動なんかやる暇があったら、ストレッチをおすすめします。マジです。
ボイトレ.その3のまとめ
柔軟運動をしよう
股関節のストレッチをしよう
力士が180度開脚して柔軟しているところを見たことがある。(下↓のコラム)
~力士が歌がうまいのは?~ |
お相撲さん(大相撲の力士)がすごく上手に歌を歌うのを、たまにTVで見かけます。みんな器用で上手なんですよね。すごくいい声で、ソフトに歌うのが特徴のように感じます。体が大きいということは、共鳴体が大きいということですから、力士の体は、私たちの2まわりも3まわり大きな共鳴体を持っている楽器なわけです。そりゃ、無理なく響くわなあ。ですが、ただ、大きいだけじゃありません。彼らは、すごく強い、そして柔軟なボディを持っているからなんです。特に股関節の柔軟さはバレリーナ級かも知れません。彼らは全員、股割を経験しているというのです。そうです。両足を180度開いて床につけることが出来るというのです。そのあたりに、力士は歌がうまい。の秘密があるんじゃないかなあ??って勝手に思っています。 |