ローストしていないから、ローストビーフではない
でも、世の中にはローストしないローストビーフがたくさんある
みんなこういう料理が食べたいのだと思う
オーブンを使うやり方や
肉の表面を焼いた後、湯煎する方法などもあるが、
いずれも加熱の加減がわかりにくい
私のやり方を備忘録的に記事にしておきたい
フライパン de ローストビーフ
1. 牛肉は3cm以上の厚さが望ましい
2. 予め冷蔵庫から出して常温にしておくこと
時間がないときは、アルミやステンレスなどの熱伝導の良い金属に触れさせておく
バットや鍋などにぬるま湯を入れて肉の上に置くのも有効
3. 冷たいフライパンにオリーブオイル、ニンニクのスライスを入れてゆっくりと炒める
4. ニンニクをいったん取り出し、フライパンを冷ます
油が多すぎる場合は拭き取る
5. 粗熱が取れたフライパンに肉を置いたら、最弱火で肉を焼く
6. ほんの少しの胡椒をして、蓋はしない
決して塩を振ってはいけない(肉汁が出るだけで良いことがない)
7. 1つの面にいい色が付いたら180度ひっくり返して
次の面が焼けたら90度返して、次が180度
8. 4つの面が焼けたところで、焼いていない残った2面を見て、肉の内部の焼け具合を判断し
9. 蓋をして数分加熱する(もう十分なら取り出して)
金串などを刺して、内部の温度を確かめる方法もあるが
肉を触ってみて、弾力である程度判断して
実際に切ってみるのも方法だと思う
10. バットなどに取り出したら、アルミホイルなどをふわりとかけて休める
11. 焼き終わったフライパンに、赤ワイン(または酒)、みりんを加え(大きな火が上がる場合があるので注意)
鍋底の旨味をこそげるようにして、バルサミコ酢、醤油、焼肉のタレを少し加えて煮詰める
寝かしておいた肉から肉汁が出ているようだったら、ソースに加えて煮詰めること
12. 肉をスライスして、ちょっぴり塩コショウ
出来上がり
この方法だと、肉汁をまったく無駄にしないので
肉の旨味を最大限にキープできるし
肉の焼き具合を確認しながら調理できるので安心
バルサミコのソースも抜群!
これは絶対!赤ワインです!