三菱重工の子会社、三菱航空機が開発した国産の小型ジェット旅客機「MRJ」が初飛行した
戦後初のプロペラ旅客機「FS-11」以来、国産の旅客機の開発は53年ぶり
国産のジェット機としては初とのこと
敗戦の影響
日本は敗戦の1945年から1952年の7年間、GHQから飛行機の開発を禁止された
その間に世界の飛行機の技術は大幅に発達し、取り残される形となった
戦後70年を経て、やっと世界水準に戻ったということか
ホンダジェット
この春、初の国産ビジネスジェット『ホンダジェット』が米国内での販売が開始されることが決まった
こちらはMRJよりめっちゃ小さい数人乗り
いわゆる個人の「ビジネスジェット」でアメリカの金持ち向けの製品
ホンダジェットは、両翼上に2基のエンジンを搭載する画期的なスタイル
これば航空機のタブーだったらしい
このタブーを破ることで、クラス最高速度と低燃費、静粛性を実現したとのこと
ガイヤ
ホンダジェットの開発、製造秘話をTVでやっていた
開発は苦難の30年以上
航空機は日本では製造していないので、その部品は米国をはじめとする外国に頼らざるを得ない
ところが、米国の部品は造りが雜で不良品も多く、開発,製造に苦労した
そこでホンダジェットの社長、ある日、意を決して・・
(足立区の?)金属加工メーカーの社長達を集め「こういう部品を供給して欲しい」と説明会を開いた
各金属加工メーカーの技術社長達、「是非やらせて欲しい」と腕によりをかけてパーツを供給するようになったというのだ
これって
リアル「下町ロケット」ぢゃないか!
すごいな!
佃製作所の阿部ちゃんもいたんぢゃない?
米国の反応
大手自動車メーカーの航空機ビジネ参入ということもあり、アメリカをはじめとする海外メディアの注目度も非常に高いようだ
少なくとも100機以上の注文が入っていて、試乗したエグゼクティブたちは
納期を待ちきれない程だとか・・・
しかしながら実際の発売にはまだ時間がかかる?
再び本日初飛行のMRJ
開発ではいろいろな障害から設計の見直しなどが相次ぎ、スケジュールの延期は5度
本日の初飛行は当初の計画より4年以上遅れているとのこと
反対勢力
実際のところ、日本に飛行機を製造して欲しくない人達が多くいるんだろうと想像する
普通に考えて、世界一のロケット技術を持っている日本なのだから、それなりのジェット機も製造出来るはずだ
頑張れ!ニッポン!