OCDの製作、その2である
抵抗はTAKMAN、コンデンサーはPanasonic、ニチコンMUSEなどなど、お気に入りのパーツで組んでいく
アルミケースに入れた
ケースは以前に作った、あるエフェクターの「お古」
ほぼ回路図どおりに仮組みしてみた
回路図
はじめは音が出なくて・・・・
なんと?ハンダのミスだった!
まだまだだな
音が出た瞬間
いける!
すごいいい感じ
セッティングにもよるが、ギターのボリュームを絞ると、クリーンになっていく
その感じが理想に近い。これはいけるぜ!
モディファイしたい
ゲインが高すぎるから、少しゲインを落としたい
少しローが多すぎて、もたつく感じがする点を修正したい
ソケットにしてあるので、パーツを差し替えてサウンドチェックを繰り返す
たいへんな作業だが、楽しいんだろうなあ(他人事かあ)
変更点
1.Lowが出過ぎてもたつく感じは、C2の0.068μF(68nと表示)を下げればローカットフィルターになる
パーツの差し替えで0.047μとか0.022μとかでもいいと感じた。
2.ゲインが高すぎる。つまり歪みすぎるので、ゲインを決めるDriveの1MΩボリュームを500kAに変更
これで歪みすぎずに使いやすくなった
Driveのボリュームを500kAに変更することでLowのもたつきも解消!!
C2は0.056μあたりでもいいかも知れない
調べてみるとOCDのバージョン1が「0.1μと500k」バージョン4が「0.068μと1M」の組み合わせであるらしい
ゲインを高く設定するとLowがじゃまになるからC2でCutする方向で定数を決めているのだと思う
ここでは少しLowを絞り目にして最終的にC10を上げれば全体のLowを調整できそうな感じもする
3.クリッパーについても検証した。
シリコンダイオードやLEDなどに交換してみたが、あまり良い効果は得られなかった
それより、オペアンプで十分に歪んでいて、クリッパ部はその補助という感じ。
オペアンプもこのTL082が使われていることが良いのだと感じた。072や4558など、すべて却下!
4.歪み音のきついHigh成分をカットする目的だと思われるクリッパーと並列のC6の0.001(1nと表示)
これを0.0047とか0.01ぐらいに上げればマイルドになる
バージョン1は0.01μであるらしいので、私の好みはバージョン1に近いのかも知れない
5.Outの500kΩボリュームを100kに変えることで音量調整しやすくなった
これは1のゲインボリュームとの関係だと思う
この辺りもバージョン1と同じ
なーんだ、はじめからバージョン1にすればよかったのか?
このエフェクター、めっちゃ可能性を感じる
すごいマニアックな方法?
個人的に理想的な使い方を考えた。実行したい。
そのうち発表する。
こちらの記事
最後までお付き合いサンキュでした。