街でよく見かける「閉店セール」であるが、立教大学法学部の学生が実態調査をしたら驚きの結果が・・というニュースを聞いた。「閉店をうたって安売りする店の中には、閉店することなく営業を続けるところもある」というのだが、街にはいっぱいあるし、(靴屋に多い気がする)私はそんなの当たり前だと思っていた。ところが「閉店セール」の名の下に商品を安く見せかけて売る行為は、「景品表示法の有利誤認の問題が生じる可能性があり、法律で禁止されている」という。しかしながら「閉店」という表示の意味や期間についての法的な定義はないのが実情だそうだ。うちの近所の用品店であるが、数年前だったが「ビルの立て替えのための閉店セール」を(半年くらい)した後、移った仮店舗で「移転セール」を(1年くらい)展開し、その後新築された元の場所に戻って「開店セール」をやっていた。今でも何かのセールをうたっている可能性が高いが全く間違っていない。上岡龍太郎氏(元漫才師)が確か笑福亭鶴瓶氏とやっていた「パペポTV」で言っていたと記憶する。「(ずっと閉店セールをやっている店に)聞いたったんや、閉店閉店言うて全然閉店せえへんやんけ、って、そしたらな、そこの店員、『うちは夜7時になったら閉店します。それで毎日閉店セールやってますねん』て言いよんねん、うまいこと言いよるなあ。」ホント、うまいこと言いよる。