Sony製 ネックバンドタイプのヘッドホンMDR-G75の調子が悪くなったので修理することにした。
MDR-G75
これは新品のお姿
2007年頃に買ったと思う。4〜5千円だったと記憶する。
軽くて、お手軽。真剣なモニターは無理だが、普段使いにはたいへん聴きやすい。
ネックバンドタイプなのでお風呂上がりにも使える?って感じで気に入っていた。
コード巻き取り機構
こいつの特徴のひとつ、コード巻き取り機構が付いていて、ボタンを押すと、内蔵されたバネで余ったコードをスルスルッと巻き込んでくれる。
掃除機の電源コードのあの方式といえば理解できるだろう。
ところが、その辺りから故障が起きてくる。
故障
コードを巻き取らなくなったり、
逆に巻き取りっぱなしで伸びてくれなくなったり
そのうちに接触が悪くなって音が途切れるようになった。
分解
故障は修理するのだ。当たり前なのだ。
無理やりこじ開けた。やはり巻き取り部分に問題があって接触が悪くなっている様子。
バネがはじけた
さらに開けたら、巻いてあった板ばねがはじけ出て来た。
もう元どうりには直せないね。へへへ。
音の接触部分(ヘッドホン側)
音の接触部分(ケーブル側)
なるほどこうなっているのね。何となく理解
ケーブルはもう巻き込む必要ない
バネもむちゃくちゃになって、もう元には戻せない。
接点をCRCでよく磨いて、くっつけてしまえばいいんじゃないか?と、考えた。
接着剤でくっ付けてしまうのはちょっと怖い、そこで
グルーガン
森泉氏も大好きなグルーガン
こいつでくっ付けようと計画
実行&失敗
ここにグルーガンを塗ると、音の接触部分に隙間ができて失敗!
やり直し。グルーガンはやり直しができるんだよな。
外側から接着
外側から接着し、
グルーガンが固まるのを待って
出っ張った部分などをカッターで削った。
さらに外側をグルーガンで固めた。
バッチリ、両耳に音が戻って来たぜ。
まだまだ使わせていただきます。