健康的な料理の研究家であった故人丸元淑生氏が紹介したクラシックと呼ばれるレシピのひとつ
きっちり蓋のできるステンレス多層構造鍋があれば、ジャガイモに含まれる水分だけで調理が出来る
普通のフライパンでも蓋をして少量の水を加えながらじっくり焼けばできる
ジャガイモの美味さをひしひしと感じることのできる料理だと思う
作り方
ジャガイモをきれいに洗って皮をむく
新ジャガイモなら、皮もむかないでよい
皮も美味い
芽は取り除くこと
本来のレシピではジャガイモは、1.5cmの厚さに切る、としている
それは、表面はカリッと、中はしっとりした状態に焼き上げるためだが、
多層構造鍋でない場合は1センチくらいに薄くした方が良いと思われる
6〜7mmくらいの薄いものもすぐに出来て、美味いと思うが、薄くし過ぎると美味さが半減する
焼く
ステンレス多層鍋、又はフライパンにオリーブ油(特にオリーブ油でなくてもいいと思う)を入れる
ジャガイモを油の部分に押し付けて、重ならないように順番に並べたら、ふたをして加熱をする
あとは超弱火でじっくり焼くだけ
水分が足りないようなら、数滴加えると良いと思う
丸元氏のレシピだと片面だけ焼いて、パセリなどをふりかけて完成だが・・
B面も少し焼いて、焼き目をつけた方が美味い
どんどん本来のレシピからは遠ざかってゆくが
完成
パラパラと塩を振っていただきます
コショウは無い方がジャガイモの美味さを感じられる
今日は写真を意識してアオノリで飾ってみた
めっちゃ簡単でしみじみ「イモって美味いなー」って感じることのできる料理
丸元氏の正しいレシピを記しておく
1.ジャガイモは15mm厚に輪切りにする
2.ビタクラフト多層構造鍋にEXバージンオリーブオイルを敷く
3.可能な限りの弱火で蒸し焼きにする
4.10分くらいでひっくり返して竹串がすっと通ればできあがり
5.熱いうちに塩をパラパラと振って供す
焼き目がついた方が美味い
ビールにも合うが、ワインにもめっちゃいい
肉料理があって、赤ワインがあって、そしてこのポテトが付け合わせだったら、もう言うこと何にもない!
そんなん、当たり前か