ハンドメイド・プロジェクトver.3に掲載の機材からSuper Edge 2というFuzzを製作した
その第3話
Super Edge 2は「歪み歪め歪んでくれ(Fuzz研川崎出張所)」というサイトで回路図なども公表されている
大きな違いを発見
入力のアンプのFET
私は「ハンドメイド・プロジェクト」に掲載されている2SK30ATM-GRで組んだ
が、Fuzz研川崎出張所では、2SK117-BLで設計されている
2SK30と2SK117とでは増幅率が違う
手持ちに2SK117-GRがあったので、これを機会に色々のFETを試してみることにした
ソケット仕様に変更
あくまでこのSuper Edge2のヘッドアンプとしてのテスト
FETをソケットに差して音をチェックする
2SK30ATM-GR
前回も書いたように、低音の暴れ感がちょっと足りないような印象があった
2SK117-GR
増幅率が上がったのがめっちゃ感じられる
低音の暴れ感が増した
すごくいい感じ
2SK30の足が左からS-G-Dなのに対し、2SK117左からD-G-S
ミラー関係?なので反転させてつけること
2SK170-GR
さらに増幅率が上がっただろうか?そんな印象
すごく弾きやすくなる
が、ボリューム絞った際のクリア感は無くなっている
左からD-G-S
2SK184-GR
さらに増幅率が上がった
ノイズも大きくなるが、中域に音が集中していて、鼻がつまったようなロックな歪みになる
これはこれで面白いが、ちょっとやり過ぎの感じもする
左からD-G-S
J201
米国のエフェクターサイトではすごく一般的な石
増幅率が低く、今回の用途には合わないと感じた
実験される方は足の順番が全く違うのでご注意
2SKの足がS-G-D、D-G-Sなのに対し、J201は左からD-S-G
設計者のパーツの選定に感動
2SK117-GRか?2SK170-GRか?迷うところ
設計者の回路図に書かれている2SK117-BLが最適なのかも知れない
設計者のFuzz研川崎出張所さんすごいです
2SK117-BLを手に入れて試してみたい
どれもこれも製造終了品だけど、2SK117-BLはなかなか売ってないんだよなあ