TREBLE BLEED CIRCUIT

自作エフェクター

以前の記事で予告したが

ギター内蔵プリアンプ2021-05ポット交換
前回の問題発生から ボリュームポットを交換することになった 昨日、書いたように CTSのボリュームポットが気に入らず 国産の商品がほとんどなくなってしまったので ギターに適切なボリュームが見当た...

日本ではスムーステーパーボリュームと呼ばれる

ギターのボリュームに施される

TREBLE BLEED CIRCUITについても

検討したので

備忘録として残しておきたい


エレキギターのボリューム

もちろん音量を操作するものだが

ボリュームを絞ると

音量だけでなく、音質も変化する

ちょっと高音成分が減って

もけた音になる

なぜかというと・・・・

エレキギターのピックアップが・・・・

高インピーダンスで・・・・

出力インピーダンスの変化?という・・・

非常にややこしい話なので

そこは説明しないことにする

現実だけを見ていこう

実際のところ

このもけた音を好む人もいるのだが

このもけ効果?を防ごうとする回路がある

TREBLE BLEED CIRCUIT

日本ではスムーステーパーボリュームと呼ばれている

ボリュームにコンデンサーを挟むということは

共通しているが

抵抗を直列に入れたり

並列に入れたり

直列と並列に入れたり

ご注意:上の実体配線図
ボリュームを前から見た感じに逆に書かれている

コンデンサーと抵抗の定数も

各社、いろいろで

私の場合

ボリュームの直後にプリアンプがあり

その回路も自分好みにアレンジしているので

そのサウンドを最大限に生かすように

検討した

音を聴いて決める

プリアンプを仕込んだ後のあかこちゃんの

ボリュームの2番、3番端子の延長を外部に取り出し

その間にコンデンサーや抵抗を挟んで

音を確かめていく

歪みのボリューム追従

クリーン音の時より

より現実的に

歪ませた時のボリューム追従

歪ませた状態でボリュームを絞った時にどうなるか?

に焦点を置いて検証した

まずはコンデンサー

この回路を実売している各社の

定数を見てみると

250pF(ピコファラッド)から

0.0025uF(マイクロファラッド)=2500pF

と、様々で10倍も定数が違ったりする

ギターのピックアップによって大きく違うし

ボリュームの抵抗値によっても大きく変わると思われる

特に直後にプリアンプを搭載した

私のギターでは大きく違うと予想していたら

その通り!

0.002uFを挟んでボリュームを絞ると

カッキンカッキンの音になって

使えたもんぢゃない

どんどん小さくしていって

250pFでもハイ上がりすぎると感じる

パーツテスターなども動員して

パーツテスター
機材を自作する際に使用する「自作の装置」である 写真のように端子台に部品を挟んで、そのパーツの音を聴くための装置だ 回路の中の「その場所」に「そのパーツ」は適材適所であるのか?を聴くのだ 比べてみないと分らない 人間は、何か...

音を聞きまくって

エフェクターもいろいろ試して

結局、180pFあたりでちょうど良いと感じたが

市販の商品に比べて極端に小さい

これでいいのか?

抵抗を入れるとまた変わってくるかも

ロングジャーニーだ

ふうっ

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