先週末、ネットニュースで
氏の訃報を知った
先日の24時間TVでも
懸命に闘病する姿をファンに見せたり
最期まで多くの人を裏切る?形で
楽しませてきた
ものすごいエンタテイナーだったんだと思う
IWGP初代タイトルマッチ
1983年6月2日 蔵前国技館
優勝決定戦 アントニオ猪木 VS ハルク・ホーガン
アントニオ猪木が優勝する予定?だったのだが
ハルクホーガンのアックスボンバーをくらってリング下に落ち
舌を出して失神してしまった
坂口征二選手がビンタで喝を入れても目を覚まさず
木村健悟選手が口の中に手を入れて
舌を噛むのを防いだり
選手もスタッフも観客も騒然!!
私もTVを観ていてすごくドキドキした
結局アントニオ猪木は担架で病院に搬送されて
ハルクホーガンが(仕方なく?)初代IWGPチャンピオンになった
しかしながら・・・
これは猪木氏が周り全員を騙す「独り大芝居」だったらしく
盟友、坂口征二氏(当時副社長)は翌日
「人間不信」との書置きを残して
失踪してしまった、という逸話も残っている
その他にも・・・
サッポロテロ事件
1989年2月3日 新日本プロレス「新春黄金シリーズ」
札幌中島体育センター大会
WWFインターナショナルヘビー級選手権
(王者)藤波辰巳vs(挑戦者)長州力が行われたが
生中継の開始と共に長州力が入場するも、
何者かに襲われて長州は血まみれになっている
当時、まだそれほど人気がなかった藤原喜明が襲ったのだ
これも猪木氏の指示であったという
藤原喜明はその後「ヒットマン」という肩書き?で
人気を得る
小川直也 v.s. 橋本真也「1・4事変」
1999年1月4日東京ドーム
プロレスを超えてボッコボコにしている?が
後に小川氏が
「猪木さんに行けって言われたら行くしかなかった」
と語っている
猪木氏の策略だったのだ
猪木 vs アリ
これは強烈だったな
猪木氏はローキックを繰り返すだけで
ずっと寝転んでいるし
当時は「世紀の凡戦」なんて言われたみたいだけど、
今観ると理にかなっているというか
現代の総合格闘技では「当たり前」の攻撃と防御である
猪木氏は当時、どうやってこの方法を知っていたのか
それとも自分で開発して
現代の総合格闘技で当たり前になったのか
その辺り知りたかったなあ
合掌