昨日の続きの話
MAXON Distortion Master DS-830は
王道ディストーションペダルと言われていて
非常に評価の高いディストーション
Aion FXの回路図
回路の構成
FETの入力バッファー FET : 2N5457
オペアンプでの増幅と IC : JRC4558D
帰還でのソフトクリッパー:1N914 2〜4個
その後の信号ラインとアース間のハードクリッパー:1N914 2個
TrebleとBassのEQ トランジスター:2N5088 2個
音量を決めるボリュームを通ってから
トランジスタの出力バッファー トランジスター:2N5088
クリッパー
出音にいちばん影響すると思われる
クリッピングダイオードから吟味した
オペアンプ帰還のソフトクリッパー(D2~D5)で
ものすごく音が変わる
Aionのデフォルトは1N914であるが
私の好みは1N4148
4148-2個にすると歪みが増して音量が下がるが
ピッキングニュアンスが出にくいと感じた
4148-3個の非対称や
BAT41を加えた組み合わせも試した
LED2個対称にするとボリューム追従抜群になるが
サスティンが足りないと感じた
最終的に4148-4個対称に決定
ハードクリッパー
同時にハードクリッパーについてもサウンドチェックしたが
Aionのモディファイの
Soft : 10kTrimが効果抜群
クリッパーを4148-2個対称にしておいて
Trimをほんの少し回すだけで
音のつぶれがすごく緩和される
製作前にはこの内部トリマーを
外からも回せる工夫をしようか?
とも考えたが
一度調整したら動かす必要はなさそう
Riot製作の際にも学んでいたことだが
Aion FXのアイデア、素晴らしいと思う
ソフトクリッパーでもTrimを試す
オペアンプ帰還のクリッパーに
直列に抵抗を入れてある回路も見かける
R7やR11の22kオームがそれ!
これを機会にボリュームを挟んで試してみることにした
が!
まったく良い方向には変化せず
やはり4148-4個対称のみでOKとする
ダイオードクリッパーの実験だけで
あーでもない、こーでもない、と
めちゃくちゃ時間がかかる
これから
FET、トランジスター、オペアンプIC
を試みさなきゃいけないのか?
誰に聞いてんねん?
考えただけで
頭、くらくらする