ピーコの思い出2

日記ぢゃないけど

昨日からの続きの話

小学生の頃、ひよこを飼っていた

「黄色いひよこ」2羽と「黒いひよこ」2羽

黄色いひよこは「白色レグホン」、黒いひよこは「黒色ブリモス」と説明されていたが

少し違ったようだ

ピーコ

4羽のひよこは、1羽死んだり、1羽どこかいなくなったりして・・・

「黒いひよこ」が1羽だけになってしまった

メスだと思っていたから、「ピーコ」と名付けた

これも違ったようだ

ピーコはすくすくと?育った

黒からゼブラへ

黒いひよこはだんだん大きくなり、しっかりとした羽毛に生え換わってくる

そうすると、黒色に白の羽毛が混じったゼブラに変化していった

鳴き声?も「ピーピー」から「クックッ」という風に変化していった

イメージ画像

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ピーコとの暮らし

ピーコとは毎日遊んだ

普段はケージ(のようなもの)の中で飼っていたが、私が学校から帰ると、必ずケージから出して遊んだ

餌も「粟(あわ)」などではなく、家族と同じものを与えて、その反応なども楽しんだ

いろんな遊びがあったが、私が好んだのは飛ぶ練習であった

飛ぶ練習

鶏であるから、基本飛べないのが当然であろう

最初は少しの高さから落としても「ボトリ」と落ちるだけであったが、

練習を重ねるうち、大きく羽を広げてスムーズに着地できるようになった

そのうちに、階段5〜6段の高さから投げると、羽ばたいて少し飛ぶような姿勢をとるようになった

やはり元は鳥だったんだな

近所

頻繁に屋外を散歩したわけでもなかったが、外に連れ出しても逃げたりすることはなかった

そのうちに「何だかめずらしい鶏を飼っている?」ということで、近所でも有名になっっていった

そしてある日の出来事

ある日、家の近所の「うどん屋」の「おか持ち」を持った兄ちゃんが訪ねて来た

「お客さんが箸もつけないで残していった『親子丼』があるのだが、鶏にやってもいいか?」

みたいなことを言って「おか持ち」から『親子丼』を出した

私は断る理由もなかったので「いいですよ」と答えたと思う

 親子丼

その近所の「うどん屋」はたいへん評判が良かった

その親子丼も、きっとかなり美味かったに違いない

ピーコにとったら、かなりのごちそうだったのだろう。正に「ばくばく」という感じでついばんでいた

すると、その「おか持ち」を持った兄ちゃん

その様子を見て、

「ホンマ、親も子も、って、めっちゃ共食いやな」

と、ニコニコしながら満足そうに言ったのである

これってシャレ?

この兄ちゃん、シャレだったのか、マジだったのか?

親子丼にまつわる思い出のひとつ

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