proco ratの製作02

自作エフェクター・歪み

ギターの音を歪(ひず)ませるエフェクター

Distortion(ディストーション)の部類に属するProco Ratを自作する

その第2話

デジットで買った基板で手っ取り早く

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ハンダづけした基板

お菓子の空き缶などを利用してインプットとアウトプットのジャック、ボリュームなどを固定

向こうに見えるのはブレッドボード

IMG_9759

パーツや定数を変更したいので

部分部分でソケットにしたり、空中配線して実験をする

ブレッドボードでパーツをとっかえひっかえチェックする

IMG_9756

組み上げて直ぐは音が出なくて焦った

最近、音が出ないなんてことなかったから

空中が多すぎたね

こういう時は頭を冷やす必要がある

2〜3日放置してからいろんなところをチェック

私もミスってたけど、メーカーの回路図もちょっと間違ってる

説明書どおりに作るなら何の問題も無いのだが

音が出た

すごくいい音

低域も高域もちょうどよく出ていて、かつ太い音

中域の鼻のつまった感じもよろしい

思い切り歪ませても太くていい音

Ratってやっぱしいい音だったんだね

昔持ってたヤツはハズレだったのかな?いやいや、何かが違ってたんだと思う

ダイオードクリッパー

先ずはダイオードクリッパーから選び直してみよう

クリックしてdistortionkit.pdfにアクセス

deji-Dist

共立のpdfの回路図D1、D2のダイオードでクリップさせて歪みを作っている

このダイオードを色々試してみた

IMG_9879

1S1553

キットに付属のパーツ

これをデフォルトとしてモディファイしていこう

1N914

オリジナルのRatは1N914であるらしい

1S1553とよく似ている 聞き比べないと分らないくらい

1N4001

整流用ダイオード Zendriveの時もそうだったが、上の2つよりも太い音で好み

整流用ダイオードはシリコンより歪み感が少なく感じる

1N4007

整流用ダイオード 上の1N4001が50V1Aに対して、1N4007は、1000V1A

4001とよく似ているがこっちの方が丸い感じ 4001の方がトレブリー

1N4148

お、これだな!と感じた

芯のある音で良く歪むところもいいが、ギターのボリュームを絞った時の感じが好み

914より4148かなあ

LED

音量がぐっと上がる

オペアンプの帰還にクリッパを入れたオーバードライブ系のLEDの歪みは好みだが、この回路には合わない気がする

その他

各ダイオード3本を非対称にしたり、色々なダイオードを組み合わせたりもした

Zendriveで試したMOS-FETの2N7000とダイオードの1N34の組み合わせも試した

が、この回路には4148-2本の対称が良い気がする

LandgraffのMo-dというRatモディファイモデルは1N4148の対称、非対称をスイッチで切り替えられるようになっているようだ

1N4148-3個で非対称にすると、音量が上がるが歪み感は少なくなる

今回のRat改造版はハードに歪ませて使いたいと思っていたので、非対称は必要ないような気もする

どっしょっかなあ

今日はここまで

 

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