ギターの音を歪ませるエフェクター
ディストーションProco Ratの自作改造第9話
昨年10月から放ったらかしだった
改造しているうちに、心臓部のオペアンプを壊してしまって立ち往生?
オペアンプのLM308は製造終了品であるらしく、高価で売買されているが
オークションで適価で入手
やったね!
LM308HとLM308AH
1個1000円とかで売ってるサイトもあるが・・・
今回は運良く?2種類を許せる価格?で入手することができた
比較してみよう
LM308H
古いRatに搭載させているらしいオペアンプ
なるほど良い音、そつのない感じ?
Ratの音だなあと思う(思い込みかも知れないけど)
LM308AH
LM308Hよりゲインが高いのかな?
良く歪む感じ、ちょっぴりハイ上がりかも?
どちらもいい感じです
比べないと分らないくらいに同じ感じ
最初のKitについてきたのがLM308AHだったので、少しづつアレンジした定数にはLM308AHの方が合っているようにも感じる
でも、よりRatっぽいのは308Hか?
そりゃそうだ
モディファイの目標
もうちょっとLowが欲しい
ギターのボリュームを絞ったときのクリア感をUPさせたい
信号ラインのコンデンサーをいじろう
OutputのC12-1μFがRatⅡでは10μFに変更されている
その手前のC10-0.022μFも小さすぎてLowが足りないような気がする
C10-0.022μF
実際には出力のC12から手をつけたが、C10で大きく変わったのでこちらから
元々のパーツも決して悪いものではないと思うが
C10-0.022μFをPanasonicのECQE2-0.047μFに変更
Lowが増したのに、逆にすごくすっきり!
すごい!パーツによってこんなにキャラクターが違うんだ!と実感!
PanasonicのECQE2は図体がでかいので、小さくまとめたいエフェクターなどには向かないが
0.047μぐらいならそんなにも極端に大型ではないので強引にねじ込んだ
OutputのC12-1μF
以前の記事でC12をMuse ES(バイポーラ)の10μや4.7μに変更して良い結果を得ている
C10-0.022μFをPanasonicのECQE2-0.047μFに変更したことで充分にLowが増した
ここは1μFのままでもいいかな?または2.2?とも思ったが
ギターのボリュームを絞ったときの感じが4.7の方が気持ち良く感じた
C12は4.7μにした
Lowが出過ぎでうるさいと感じたときは、本体上のLED-ClipperのスイッチをONにすればLow-Cutできる
今日はここまで
C3-4.7μF、C4-2.2μF、C6-4.7μFもMuse ESなどなどに交換して試してみたいなあ
エフェクターのロングクレイジージャーニーは続くのです
最後までありがとうございました