Friedmanの、BE-ODとDirty Shirley
2つの良く似た回路を組み合わせたエフェクター
深い歪み!ペダルの製作
第5話ではトホホな結果になったが
自作エフェクターの音が出ない時
頑張って修理した
備忘録として
1st Gain Clipper=D2・D3
3mm 赤 LED 2個対象
2nd Gain Clipper=D4~D7
シリコンダイオード1N4148 4個対象
3rd Gain Clipper=D8・D9
3mm 青 LED 2個対象
2nd Gain Clipper=D4~D7
こちらの部分も、ソケットを外した時に
基板パターンを剥がしてしまったので
裏側からバイパスの単線を伸ばしてある
もう一度サウンドチェックすると
シリコンダイオード1N4148 4個を
整流用ダイオード1N4001 4個に交換すると
音は分厚くなるのだが
「ジャリジャリ」方向に変化する
同じシリコンダイオードである
デフォルトの1N914をもう一度試してみたが
ボリュームを絞った時の音が1N4148の方が好みだった
やはり4148に決定!
空中配線も考えたが、
熱収縮チューブと撚り線でカプセル?を作って?
配線した
念のためにホットボンドで止めることにする
オペアンプ
デフォルトではTL072が4つ使われている(参考価格¥50/1個)
TL072は、J-FET入力オペアンプで
入力インピーダンスが非常に高いのが特徴
少々High上がりになる傾向にあると思う
歪ませるといい感じになるのも事実で
一時、プロギタリストの間で風靡した
Rockman(B’z松本氏のサウンド?)の中身を見たら
072の超オンパレードだった
ちょっとノイズが大きい気もする(High上がりだから当然か?)
まずは4つともNJM4558DD(参考価格¥20/1個)に交換してみる
4558は、バイポーラトランジスター入力のオペアンプ
TS系のオーバードライブで多く使われているスタンダード??
予想通り?高音成分が抑えられ、マイルドな方向に変化した
音が太くなった気がするが、マーシャル感は減ったかも?
オペアンプが4個も使われているので
072と4558の組み合わせをいろいろ試したが
結局4個とも4558の方が好みと感じた
大好きなMUSES8920D(参考価格¥480/1個)も試したが
値段の割には?大きな変化はなく?
4558(¥20)╳4で完成とする
完成
ボリュームつまみも青の小さいのに換えた
INPUTの下に配置した「TIGHT」ノブの動きが秀悦
回路的には単純なハイパスフィルターなのだが
入力のバッファーアンプを通った直後にあり、
TIGHTノブで142Hz〜3.38kHzの間でLowCut周波数を決めることができる
デフォルトではCカーブのボリュームを上げると
Cut周波数が上がってLowがCutされる仕様だったが
躯体側面に持ってきたこともあり
人間の使いやすさを考え
Aカーブのボリュームを逆に配線して
ボリュームを上げるとLowが増える仕様にModした
ちょうど良いローカットに調整すると、
いつまでも弾いていたーーい!になる!
ああ、楽しい!