BB Preampの製作03の記事で
MOS-FETの2N7000を
ダイオード接続したクリッパーの音が
たいへん気に入った
すごくガッツがあって
ボリューム絞った音も自然
素晴らしい発見をしたと思った
そこで!
今回はMOS-FETの歪みを比較
回路図のD2とD3
まずは1N4148-2個、対称形
1N4148は
汎用小信号シリコン・スイッチング・ダイオード
秋月電子で50本100円と安いが
しっかりよく歪んで弾きやすい
パーツは値段ぢゃない
レンジも広く
ギターのボリュームを絞った時の音も悪くない
今回もこれをデフォルトにして
ダイオードクリッパーをMOS-FETに置き換えて
比較してみよう
MOS-FET
MosFET=金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ
手持ちのNchのMosFETは3種
ゲート(G)とドレイン(D)を直結すると
ソース(S) 間がダイオードに似た特性になる(らしい)
2N7000-2個、対称形
前回のおさらい
2N7000をダイオード接続して
歪みクリッパーにすると
スイッチング・ダイオード1N4148より
ボリュームが上がってガッツが増す
歪みが若干減って
歪みの中のクリーン感が増す?感じ
ギターのボリューム絞った音もクリアになって
素晴らしいと思う
BS170-2個、対称形
Super Hard Onの石だな
音は2N7000とすごく似ている
ほとんど同じと言っていいかも?
中域がちょっと違うかな
ストラトのハーフトーンにすると
なんとなく違いが分かる
中抜け感はBS170が上
チャラーンと抜ける
ストレートな感じは2N7000の方が上かな?
どちらもたいへん良い
めっちゃ迷うが
ブラインドテストだとわからないかも?
なんやねんそれ?
2SK1132-2個、対称形
NEC製のディスコンMOS-FET
ちょっと期待したけど・・・
ジャラジャラして
全く気に入らない
Zendrive
ZendriveではMOS-FETの2N7000に加えて
BAT40などのショットキーダイオードや
1N34Aなどのゲルマニウムダイオードが
直列に接続されている
パーツ違いの個体もあり
対称形だったり非対称形であったり
それも試してみないといけない
完全に沼だ!