昨日の話の続き
BB Preampの製作09
歪みを作るダイオードクリッパーを
切り替えできるように工夫した
position1: ダイオード1N4148-2個
position2: ダイオード1N4148-4個
position3: MOS-FET 2N7000-2個をダイオード接続
クリッピング切り替え
クリッピングの切り替えについては
過去に色々と工夫してきた
Landgraffの製作の時は
特殊なスイッチを取り寄せたり
Zendriveには苦労してスライドスイッチを取り付けた
Riotのクリッピング切り替えもスライドスイッチにした
近年、私の研究も進んで・・・
今回はこんな簡単な方法で切り替えする
切り替えのトグルスイッチ
3本足のON/OFF/ONのトグルスイッチで実現できるが
手持ちの6本足のON/OFF/ONミニスイッチで配線した
LEFT : トグルスイッチが左の時は
1N4148-2個 各方向に1個づつのダイオードを配置した
ハードクリッピング
CENTER : トグルスイッチが中央の時は
1N4148-4個 各方向に2個づつのダイオードを配置した
ソフトクリッピング
RIGHT : トグルスイッチが右の時は
2N7000-2個 各方向に1個づつのMOS-FETをダイオード接続した
MOSクリッピング?
回路図を見ると、スイッチがどのポジションにあっても
常に4本のダイオードが接続されていることがわかる
これで大丈夫なのか?
と、心配になるが
スイッチの左右のどちらの場合も
ダイオード4本より完全にスレショルド値が低く
音に影響はないと思われる
(実験済みだが信じるな!)
クリッピングボード
右下
薄いアクリル板を挟んでホットボンドで固定
全体
トランジスタやコンデンサーなどの数点
ソケット化しているパーツは
ホットボンドで固定しておいた
完成!
外見もめっちゃいい感じ
サウンドも抜群
ゲインも幅広く設定できて
クリーンブーストからハードなオーバードライブまで
いろいろな使い方ができそう
レンジは広くないが
中域が太くて
うるさくなく
弾きやすそうに思う
ノイズも少ないので
Blues Breakerと2台がけ?も良い感じ?
備忘録として
Aion FXのV2バージョンの記事を参考にして
出力のカップリングコンデンサー
C11:10uFの電解コンデンサを
1uFのフィルムコンデンサに置き換えた
ちょっとスッキリした印象?かな?
でも、プラシーボ効果の方が大きいかも?
最後までお付き合い
ありがとうございました。