我が家での呼び名は「かやくごはん」であった
関東では「炊き込みごはん」と呼ばれることが多いかも知れない
この場合は状態を示すのではなく「炊き込む」という調理方法を示している
「五目ごはん」と呼ぶ家も多いかな
「味ごはん」「色ごはん」「変わりごはん」
これらはすべてご飯の状態を示しているように思う
「豆ごはん」「栗ごはん」といった具材を示す呼び名もある
「松茸ご飯」は具材指定の王様
「鶏ごはん」「キノコご飯」は分るが、「醤油ごはん」という呼び方はちょっと・・・
「混ぜごはん」は炊きあがってから具材を混ぜる場合をいうのかも知れない
「炊き込みごはん」と同じく、調理方法を示している呼び名だ
かやくごはん
うるち米に、もち米を20%〜30%混ぜて作るのが好きだ
3合炊くなら、うるち米2.25合、もち米0.75合目安
うるち米ともち米を合わせてとぎ、炊飯器にセットして水に30分以上浸しておく
鶏もも肉は脂部分を丁寧に取って筋切りしておくこと
もし時間があるなら、鶏もも肉を霜降りにする方法もある
鶏もも肉を1cm角に切り、熱湯に数秒くぐらせ、冷水に落として水気を取る
すごくあっさりした料亭風に仕上げることができるが省略してもうまくできる
ごぼう、人参、うす揚げは必須
しめじ、ちくわなどもベストマッチ
しめじは洗わずにほぐす。うす揚げは湯通しして薄切りにする。
調味料(3合目安)
しょうゆ 大さじ2杯
みりん 大さじ1〜2杯
酒 大さじ1杯
塩昆布 ひとつまみ(重要)
かやのやあごだし 1パック中身のみ
(出汁で本格的に作る場合は、洗った米の水気を切っておく必要があると思う。塩も少し)
ポリ袋等に材料と調味料を全部合わせてなじませて20分ほど置く
具材がなじんで色が変わったら、米の上に乗せて普通の水加減で炊く
炊きあがったらすぐに返さずに、こげを作るために再加熱3分程度
「かやくごはん」って時々強烈に食べたくなる
コゲが美味いんだよなあ
そして必ず食べ過ぎるのだ