Vemuram Butter Machine の回路図

自作エフェクター・歪み

エフェクターの回路図を探している人も多いみたい

以前にUpした、こちらの記事にも

TSV808の回路図?
昨日はすごい風で 何度も!マジで飛ばされそうになった 小雨が降っていたけど 傘をさしたら、メリーポピンズになってしまいそうで 濡れながら帰った 今日はいい天気で気持ちいい VEMURAM ギターエフェクター界(そんなんあるんか?)で VEM...

200回以上の訪問があったようだ

Vemuramのエフェクターは素晴らしいサウンドだ!と

そこここかしこ?で評判が良いが

一般的なペダルに比べて(思いっきり)高価だったり

限定品で、入手しずらかったり・・・

しかしながら回路自体は比較的簡単な構成なので

ジサッカー達は回路図が知りたくなるのも仕方ない

偶然?見つけたので載せておく

(正しいかどうかは定かではないのでご承知置きを)

Vemuram Butter Machine の回路図

Vemuram - Butter Machine
Traced this one real quick this afternoon. 4 layer board, all traces are hidden in interior layers. Used DMM continuity ...

マイケル・ランドウのシグネイチャーペダルとして作られたモデル

マイケル・ランドウといえば アイバニーズ(Maxon)のSD-9なんだよなあ

SD-9 の回路図

この回路図はAion FXのアレンジ版で、

オリジナルのSD-9にはCLIPやMIDSのスイッチは無い

やっぱ似てる!

Vemuramはパクリだ!という意見もよく聞くが

こういうアレンジがたいへんうまいと思う

SD-9は試奏したことがある

すごく音抜けのよいディストーションペダルであるが

高音に寄っていて耳が痛い感じのジャラジャラした歪みであった覚えがある

回路図を比べて見ると

インプットバッファーは、ほぼ同じで

次の増幅段でのLPFのカットオフ周波数が全く違う

SD-9は R6(470R)//C7(220n)=1.54kHz=1540Hz

Butter Machineは R6(470R)//C4(22u)=15.4Hz

と、100倍も低い=めっちゃローが出る

C6もでかいよなあ

もう一つの大きな違いはトーンコントロール部分

SD-9は、Big Muff のToneで有名な特徴的な回路

Big Muffの自作改造07
ちょっと時間ができたので、ハンダ付けをするぜ Big Muff自作記事の06が昨年12月だったが、その頃からもうちょっと改造したかった トーン回路 3つめと4つめのトランジスタの間に特徴的なトーン回路がある 専門的な説明解析は他のサイトの先...

経験的に、良く効くがMidに集中するトーンだと思う

それに対してButter Machineは歪ませた後にシグナルを帯域に分け

IC1Bでミックスした後、最終段IC2Bでさらにゲインアップしている

推測すると、SD-9のパッシブトーンをアクティブに置き換えて調整しやすくして

さらに音量が小さいというSD-9の欠点も克服しているのではないか?と

信じないでね

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