エフェクターの回路図を探している人も多いみたい
以前にUpした、こちらの記事にも
200回以上の訪問があったようだ
Vemuramのエフェクターは素晴らしいサウンドだ!と
そこここかしこ?で評判が良いが
一般的なペダルに比べて(思いっきり)高価だったり
限定品で、入手しずらかったり・・・
しかしながら回路自体は比較的簡単な構成なので
ジサッカー達は回路図が知りたくなるのも仕方ない
偶然?見つけたので載せておく
(正しいかどうかは定かではないのでご承知置きを)
Vemuram Butter Machine の回路図
マイケル・ランドウのシグネイチャーペダルとして作られたモデル
マイケル・ランドウといえば アイバニーズ(Maxon)のSD-9なんだよなあ
SD-9 の回路図
この回路図はAion FXのアレンジ版で、
オリジナルのSD-9にはCLIPやMIDSのスイッチは無い
やっぱ似てる!
Vemuramはパクリだ!という意見もよく聞くが
こういうアレンジがたいへんうまいと思う
SD-9は試奏したことがある
すごく音抜けのよいディストーションペダルであるが
高音に寄っていて耳が痛い感じのジャラジャラした歪みであった覚えがある
回路図を比べて見ると
インプットバッファーは、ほぼ同じで
次の増幅段でのLPFのカットオフ周波数が全く違う
SD-9は R6(470R)//C7(220n)=1.54kHz=1540Hz
Butter Machineは R6(470R)//C4(22u)=15.4Hz
と、100倍も低い=めっちゃローが出る
C6もでかいよなあ
もう一つの大きな違いはトーンコントロール部分
SD-9は、Big Muff のToneで有名な特徴的な回路
経験的に、良く効くがMidに集中するトーンだと思う
それに対してButter Machineは歪ませた後にシグナルを帯域に分け
IC1Bでミックスした後、最終段IC2Bでさらにゲインアップしている
推測すると、SD-9のパッシブトーンをアクティブに置き換えて調整しやすくして
さらに音量が小さいというSD-9の欠点も克服しているのではないか?と
信じないでね