BB Preampを組み上げて
自分好みにアレンジしていく
第2話でダイオードクリッパーの好み?が
分かってきたので
さらに追い込んで行こう
図中のD2とD3
ダイオードクリッパーを交換して音を試す
【1】1N4148-2個、対称形
前回の記事で書いたように
デフォルトの1N914より
1N4148の方がほんの少しレンジが広く
上に伸びている気がするので
今回は1N4148-2個を基本にする
よく歪んで気持ちいい
ギターのボリュームを絞った時の音も
悪くないと思う
【2】1N4001-2個、対称形
1N4001は整流用ダイオード
これもたいへんよろしい
4148より「ぶっとい」と感じたが
ちょっとじゃらつく気がする
ギターのボリュームを絞った時の音も
自然な感じがするが
4148の方がクリア感もあって好きかも
【3】1N4148-4個、対称形
当然、ボリュームが上がる!
1N4148-2個の時より歪みは少ない
ギターのボリュームへの追従が良くなって
ピッキングニュアンスが抜群になるが
4個より2個の方が弾きやすくて好きかなあ
【4】1N4001-4個、対称形
さらにボリューが上がった
めっちゃジャラジャラしていて
全く好みではない
【5】4001-2個と4148-1個の非対称
以前、Landgraffで採用したクリッパー
少しボリュームが下がったが
一つ前と同じジャラジャラ感があって
これも好みではない
【6】1N4148-2個、BAT41-2個の対称形
4148-2個に生音を追加?したような
ナチュラル感がアップするが
ガッツが減るか?
どうだろう?
迷うなあ
【7】4001-1個と4148-1個の非対称
めっちゃジャラジャラする
この回路は
非対称クリッパーを嫌うのかなあ
私個人も対称形のクリッパの音を
好んでいるんだと思う
【8】2N7000-2個
2N7000はMOS-FET
MOS-FETをダイオード接続する
MOS-FETのゲートとドレインを接続することで
ダイオードに似た特性になるのだそう
Zendriveのやり方?
音は二つ前の
1N4148-2個、BAT41-2個の対称形と似ているが
ガッツがあって好き
ボリューム絞った音も自然
これ、いいかも?
素晴らしい発見
【9】2N5457
2N5457はJ-FET
J-FETをダイオード接続する場合は
ソースとドレインを接続する
C-MOS OVER DRIVEで良い結果が出ているが
めちゃめちゃ歪む
ジャラジャラして
このエフェクターには合わない
【10】2N7000-2個+Bat60-1個
Zendriveがこの構成だったかな?
これもいいけど・・・
2N7000-2個だけの方がスッキリしていて好きかな
【11】1N4148-2個+Bat60-1個の非対称形
なぜかすごくボリュームも上がって
すごくジャラジャラな音になった
何かの間違いかも?
と思うぐらいの意外な変化
このエフェクターの回路構成では
対称型のクリッパーが断然合うのか?
今回はここまで
8番目のMOS-FETの2N7000を
ダイオード接続した音が
すごく気に入った
この辺りをもう少し
深掘りしたい
沼だ!沼!