気温が30℃を超えると
当然のことながら室温も30℃を超える
すると、エビ水槽の水温も30℃に近くなっていく
水面にファンを回して気化熱を奪うことで、
なんとか27〜28℃くらいになっているが・・・
レッドビーシュリンプにとってはかなり「きっつい」と思われる
今日は29℃近くまで上昇していて危険ゾーンに達している
なので、ペットボトルに水を入れて凍らせて
凍ったペットボトルで
強制的に水温を下げる
ことにした
そんなことして大丈夫なの?
と、心配されそう?
では、どのくらい水温を下げれるのか?
計算してみよう
今回の問題は比熱などは考えず
溶解熱(氷が水になる時のエネルギー)だけで考えるのが得策だと思う
(私の勝手な考えなので信じるな)
氷が溶けるとき、1gあたり80Calの熱量が必要
つまりは熱を奪う=水槽の水温を下げる
1Cal=1gの水を1℃上げることのできるエネルギー(ここでは下げる)
水槽のサイズから水量を計算
38.0×18.5×21.0≑14763(g)
ペットボトル350cc≑350g
350g×80Cal=28000Cal
28000Cal÷14763g=1.8966・・
氷が全部溶けると約1.9℃、水槽の温度を下げることになり
さらにその溶けた水が水槽の温度に近くなるまで、水温を下げるだろうが、
それは「溶解熱」に比べれば微々たるものだろうと思われる
結果
29℃近かった水温を、27℃くらいまで下げることができた
だからなんやねん?やけれど・・・
27℃だったらちょっとマシかなぁ
ホントは25℃くらいがいいんだろうけど・・・
エビちゃん、どうやろ?
後書
今日の記事を書いて
すごくわかったことがある
「溶解熱はすごい」
十分に分かっていたことだけど
氷の入っている飲み物
氷が溶けるまではすごく冷たいが
氷が溶けきるとぬるくなる
豚の脂をフライパンに入れて加熱して
油を出そうと加熱をしても、なかなか溶けないが
ちょっと気をぬくと焦げる
フライパンにバターを入れて、
溶けるまではなかなか時間がかかるが
溶けきると急に焦げそうになる
全ては溶解熱がでかいからだ
気をつけろ!