かなりの完成度の歪みペダルが
出来上がったと思う
レンジが広く、
ザラザラしない粘っこい歪み
本家はDistortionと名乗っているが、
音的にはOverdrive系に感じる
すごく気持ちいい
備忘録として残しておく
残しておかないと忘れてしまうから
Dyna Red Distortion 06 完成
Foot Switch用の基板
Foot Switch用の基板は元Nobels ODR-1のもの
Nobels ODR-1は18Vに昇圧する
スイッチ基板をインストールしたので
その余り物
スイッチ周りの配線がめっちゃ楽になる
エフェクト基板
元の回路はPASのD-Crimson
心臓部のCA3130EZは
MosFET入力/C-Mos出力を搭載したビモスオペアンプ
相当特殊なパーツだと思われる
回路設計者の発想すごい!
左上の空いているソケットは
低音調整に利用できるので保留
右側のFETは2N5458
単純な出力バッファーとして機能している
4ノブMid Low用の基板
小さなユニバーサル基板を追加
ケースのサイドにホットボンドで固定
トラブルの無いよう、半田付けしてしまうか
迷ったが、ソケットのままにしてある
完成回路図
R2
過去の記事で書いたように
入力インピーダンスが265kΩあたり
かなり低めに設定されていて
ギターの種類や機材の接続順などによっても
サウンドが大きく変わる
使いにくいと思ったので
R2を1MΩに変更した
これで入力インピーダンスは500kΩあたりになり
かなり改善されたと思う
主にHigh成分がよりスムーズになった
出過ぎたHigh成分はどこかで調整しよう
C7
原音の高音成分を
歪み音に戻し入れる?
みたいな働きをしていると思われる(信じるな)
470pFを220pFにすると
すごく落ち着いて好みになった
出過ぎたHigh成分
だいぶ落ち着いたが、
それでも少し余計なHigh成分をうまくカットしたい
入力の1MΩやR2の1MΩに
並列にコンデンサーを挟んだりしたが
しっくりこない
ので!!
C11
ハイカットを試みるのではなく
Low成分を増やす方に方向転換
出力近くのC11を
ニチコンMUSE-ES無極性の2.2uFに変更
太くなったように感じた
完成
ミドルゲインの素晴らしい歪みペダルが出来上がった
ツヤツヤのDistortion
ギターのボリュームへの追従も抜群
神様、ありがとう!