Dyna Red Distortion 06 完成

自作エフェクター・歪み

かなりの完成度の歪みペダルが

出来上がったと思う

レンジが広く、

ザラザラしない粘っこい歪み

本家はDistortionと名乗っているが、

音的にはOverdrive系に感じる

すごく気持ちいい

備忘録として残しておく

残しておかないと忘れてしまうから

Dyna Red Distortion 06 完成

Foot Switch用の基板

Foot Switch用の基板は元Nobels ODR-1のもの

Nobels ODR-1は18Vに昇圧する

スイッチ基板をインストールしたので

Nobels ODR-1の製作06
Aion FXから購入した Andromedaの基板で製作 完成した Nobels ODR-1 備忘録として チャージポンプについて記録しておく パーツなどはこちらに詳しく記した TJ7660とLT1054CN8 耐圧 出力電流 現在の価格...

その余り物

スイッチ周りの配線がめっちゃ楽になる

エフェクト基板

元の回路はPASのD-Crimson

心臓部のCA3130EZは

MosFET入力/C-Mos出力を搭載したビモスオペアンプ

相当特殊なパーツだと思われる

回路設計者の発想すごい!

左上の空いているソケットは

低音調整に利用できるので保留

右側のFETは2N5458

単純な出力バッファーとして機能している

4ノブMid Low用の基板

小さなユニバーサル基板を追加

ケースのサイドにホットボンドで固定

トラブルの無いよう、半田付けしてしまうか

迷ったが、ソケットのままにしてある

完成回路図

R2

過去の記事で書いたように

入力インピーダンスが265kΩあたり

Dyna Red Distortion 03
作りかけ?の古いエフェクターの基板が出てきて Dyna Red Distortion 4ノブに改造 本家の4ノブ版の回路の詳細は分からないけど Low成分を調整できるようになって すこぶる良い結果 High成分を調整しよう 接続するギターに...

かなり低めに設定されていて

ギターの種類や機材の接続順などによっても

サウンドが大きく変わる

使いにくいと思ったので

R2を1MΩに変更した

これで入力インピーダンスは500kΩあたりになり

かなり改善されたと思う

主にHigh成分がよりスムーズになった

出過ぎたHigh成分はどこかで調整しよう

C7

原音の高音成分を

歪み音に戻し入れる?

みたいな働きをしていると思われる(信じるな)

470pFを220pFにすると

すごく落ち着いて好みになった

出過ぎたHigh成分

だいぶ落ち着いたが、

それでも少し余計なHigh成分をうまくカットしたい

入力の1MΩやR2の1MΩに

並列にコンデンサーを挟んだりしたが

しっくりこない

ので!!

C11

ハイカットを試みるのではなく

Low成分を増やす方に方向転換

出力近くのC11を

ニチコンMUSE-ES無極性の2.2uFに変更

太くなったように感じた

完成

ミドルゲインの素晴らしい歪みペダルが出来上がった

ツヤツヤのDistortion

ギターのボリュームへの追従も抜群

神様、ありがとう!

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